コロナオンライン勉強会〜差別偏見について〜

こんにちは

今日は、コロナオンライン勉強会で取り上げた「差別や偏見」についてお話ししていきたいと思います。なお、これはshare healthのメンバーが独自に調べたもので、事実と異なる場合があります。

私たちは看護学生として、「感染症による差別や偏見」について考えましたが、正直、とても大変な勉強会だったなと感じます。それは看護学生が医療者と一般の人の間の立場だからというのもあるかもしれません。


まず、どんな差別が身の回りで起こっているかについてお話しします。例としてこんなものがありました。

医療関係者の子供を保育園が預かってくれない
訪問看護師が罵声を浴びる
マスクをしていない店員がお客さんに怒鳴られた
コロナに感染した家族が周囲から冷たい目で見られた


皆さんもニュースなどで、医療者が差別されているという話を聞いたことがあるかもしれません。差別は医療関係者だけでなく、様々なところで起こっていました。そこから私たちが思ったことは、

①デマが流れていて、事実を知らない人が多いのではないのか
②報道の偏り
③第3者から見たら「差別」に見えるが、実は差別行為ではないのではないのか

①に関して、今の世の中はSNSが発達し、たくさんの情報があっという間に拡散できます。しかし、そんなSNSだからこそ、デマが一瞬で広まってしまうと考えました。例えば、「コロナの影響でトイレットペーパーがなくなる」こんなニュースがあったのを覚えていませんか?お店の人が「なくならない」と言っても多くの人が購入するために開店前から並んでいました。しかし、このような情報を流す人は決して悪気はないとも捉えられます。何が事実か最初はわからないからです。そこがSNSの難しさでもありますね。

次に②について、勉強会をした当時、WHOはマスクはあまり効果はないと発表していました。それなのにマスクをしていないだけで怒鳴られてしまう人がいるのはやはり①と同様に事実が広まっていないのかと思いました。さらに、報道では毎日のように「マスクが不足している」ということばかり流れていました。実際マスクに効果があるのかないのか今でもわからない部分はありますが、報道の偏りが私たちの生活を大きく変えてしまうと感じました。

最後に③に関してです。上記で「医療関係者の子供を保育園が預かってくれない」ということを書きました。医療者の立場から考えると、たくさんの命のために働くのにどうして預かってくれないんだ、と考えるかもしれません。しかし、保育園の立場から考えると保育園も守るべき子供たちの命があります。2つの場所の守るべき命。私たちは報道から医療者に目を向けがちですが、視野を広げてみると、実は差別しているわけではない、どちらも守りたいものがあるから仕方がないことなのではないかと思いました。


ここから私たちにできることはなんだろうと考えました。これは次回お話しすることなので、今回はこの辺に、、、


最後まで読んでくださり、ありがとうございました!!