障がい者と聞いて最初に思ったことは?

障がいを抱える人は街中や会社などで身近にいても、その介護現場のこと、障害者の方が生活する上で感じること、など世間ではあまり知られていません。

そこで私たちは、実際に障がい者支援をしている施設を訪れることで現場の問題点や現状を知ろうと考えました。

障がい者施設を訪問し、そこで実際に介護職員の方と共に介護体験をさせていただいています。

介護職員の方からお話を直接聞くことはもちろん、実際に利用者の方々に触れ体験することで介護の現場を肌で感じることを目標としています。

そこで感じたのは、介護もひとつの人と人との関わり合いであるということ。

大変なイメージを抱きやすい介護ですが、この仕事は作業ではなく人の生活に直接寄り添うことだと感じました。技術的な面ももちろん必要ですが、私たちが家族や近しい人とふれあうように、介護の現場では日々職員さんと利用者さんがふれあっています。

そしてそこにはあたたかさと信頼がありました。


障害者関連、福祉の知識不足による偏見。介護では「4K」と言われるマイナスのイメージ。などがある一方で、私たちの生活には必要不可欠です。

「福祉」がもっと日常に、また、質の高い「福祉」を提供できる社会になるように、

これは社会構築をともにする我々の共通課題ではないでしょうか。

なり
2020.07.31

障がい者の存在って、歳を重ねるごとに希薄になっていきますよね。小学生、中学生の頃は一緒に授業を受けていた彼らが、高校に進学する頃には、もう出会うことがないんじゃないかと思うくらいに遠い距離にいる気がします。だからこそ、街中で障がい者の方を見かけると、彼らにも幼い頃に一緒に遊んだ友人がいたんだろうなと想像したりもします。彼らを社会から排除し、綺麗に見せかけた気でいる世界で過ごす私なんかよりも、身体が不自由な方こそリアルな世界で”生”と向き合っていると思うと、反省しなきゃと思います。

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