ワークショップ初日 「タグラグビー×数学」
この2つの異なる分野、普段はあまりつながりが見いだせない分野が実は深くつながっていることを頭と体を楽しく動かしながら、実体験として学ぶ今回のワークショップ。集まった小学5年~中学2年の子ども達はスタートから興味津々です!
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ワークショップは2日にかけて、自分のなぜ?だけではなく仲間のなぜ?にも耳を傾けながらアイデアを出し合っていくことを大切にします。またそれぞれのチームの場で問題解決のために必要なコミュニケーションにも気づいていきます。
「タグラグビー」は頭とからだのウォーミングアップからスタート!
タグラグビーのやっさん(石川安彦コーチ・明治学院大学ラグビー部ヘッドコーチ)が、子ども達のやる気とワクワクをさらに盛り上げます。子ども達の声に耳を傾けながら、ひらめきや発見をいつも大切に、さらにみんなが主体性を持ちながらプレーできるよう導いてくれます。
今回タグラグビーをはじめてやる!という子ども達もたくさんいましたが、次第にみんなタグとりゲーム、ボールを使って1vs1、2vs2というミニゲーム対決に夢中になっていきます。最初は少し緊張していた面持ちの子ども達にも笑顔があふれてきました。順番を待っている間も「ナイスプレー!」「こっち空いているよ!」と大きな声が体育館に響きわたり始めました。
うまくいったときはもちろん、うまくいかないときこそどうしたらいいのか、常にコミュニケーションを仲間と取ることの重要さにも気づいていきます。仲間と声をかけあいながら、次第に子ども達はイキイキした顔つきに変わっていきました。
続いて、中島先生の数学がスタート!
『タグラグビーを簡素化した数字で読み説く』をテーマに、試合の未来を数学で予測して試合戦略に応用してみるというチャレンジです!たった今、からだを動かしてきた自分達の動きが今度は紙の盤面の上に置き換えられていきます。
子ども達はみんなタグラグビーの要素を含んだ四角い碁盤ゲームとにらめっこ。誰もが真剣な眼差しです。
体育館では目の前の状況だけで精一杯になりがちですが、四角い碁盤のうえにある白石と黒石を、それぞれ自分や仲間・相手に置き換えて少しずつ俯瞰的に視野を広げていきます。
タグラグビーのルールを簡素化した数理ゲームを作りシミュレーションを楽しんでいくと、遊びのなかでタグラグビーで大切な数字的要素がだんだんと子ども達にも見えてきました。1vs1、そして2vs2・・・とタグラグビーでの動きを今度は盤面で、自分の石を動かしながらトライを試みます。「なぜ?」「こうしてみよう!」を繰り返しながら、子ども達からは「トライできた!」「負けた!」「やっと勝った!」などといろいろな声が挙がり始めました。
中島先生からタグラグビー攻略のまとめとして、攻め手・守り手それぞれに有効なヒントも紹介して頂くと、子ども達は「タグラグビー」と「数学」の結びつきや発見をさらに見出だしていきました。自分で考えたシチュエーションやチームそれぞれに「数学」と結びつけた作戦の数々。2日目は実際に自分達で動き、そしてさらに「プログラミング」の学びもプラスしていきます!
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