プログラミング教育必修化、学校の先生はどう考えている?

プログラミング教育必修化について

2020年からプログラミングが必修科目になりますが新しい教科ができるわけではなく、
すでにある教科に取り入れられることも決まっています。

具体的な例としては、3年生で学ぶ“かけ算のひっ算(3×2けたなど)”では、「どの部分の計算を、どの順序でするのか」を考えながら、解答を見つけることを目指します。つまり最終的な目標(こたえ)にたどり着くためには、どういった作業があり、どの順序で進めるとまちがいを減らして正解を得られるのかを学ぶのです。
これが「物事を整理して考える力」すなわち“論理的思考”を、算数だけでなく国語・理科・社会、音楽や外国語、学級活動などでも伸ばしていく、というのが2020年にはじまる小学校でのプログラミング教育です。

【先生達の意見】現場はプログラミングの授業をどのように考えているか

2017年に総務省が開催した“プログラミング教育の推進発表会“に参加したTFE(Tech For elementary)の加盟者からは、「現場の先生たちが困惑していたのが印象的だった」と聞きました。
「英語だけでも大変なのに、その上にプログラミング教育なんてとてもじゃないけど無理だ」という意見が多かったようです。

上記の意見から学校の先生や子供達に、“プログラミング教育”とかまえることなく、
「子どもたちがより理解しやすい方法で教える」を実戦すればよいだけになります。

学習指導要領ではプログラミング教育全体において児童がコンピューターを使わない環境は望ましくないとされており、完全に課題が解決されたわけではありませんが、2020年に向けて教育現場の先生や子供達は少しでも今のうちにプログラミングに触れておいたほうがよさそうです。

今後STEAM Sports Laboratoryでは様々なプログラミングに関するワークショップを開催予定です。
ぜひチェックしてください。

株式会社 STEAM Sports Laboratory

遊びのワクワク感や、スポーツの「うまくなりたい」「勝ちたい」といったモチベーションを活用し、子ども達の「主体的・対話的かつ深い学び」を促進。スポーツシーンにおける問題・課題解決をテーマに「新たな学びの場」を創出する。

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