最近1冊の本を読みました。
気候変動に対して声を上げる女の子のお話です。
地球は近年ものすごいスピードで発展し、沢山の二酸化炭素を放出するようになりました。
車に乗るのも、電車に乗るのも、
そして飛行機に乗るのも、
ものすごい量の二酸化炭素が出され、地球に悪影響を及ぼします。
これは、多くの人が知っていることだと思いますが、日常的に気候変動について深く考える人はあまり多くないのではないかと思います。
私はこの本を読んでいる途中に、自分の海外ボランティア活動が、何のために行われているのかわからなくなりました。
私が、電車に乗って空港に行き、飛行機に乗って現地に着き、ホテルのクーラーを使うことで、どれだけ二酸化炭素を排出し、地球に悪影響を及ぼしているのだろうと考えたのです。
私は、少しでも困っている人を笑顔にしたい!と思ってこの海外ボランティアの活動をしているのに、
気候変動によって苦しんでいる人たちのことを何も考えられていなかったのではないか、と思うようになりました。
そして、気候変動によって苦しんでいる人たちは、紛れもなく私が「助けたい」と思っている発展途上国に暮らす人々のはずです。
巡り巡って、自分の活動が、彼らに不幸を与えているような気になりました。
目の前で困っている人に手を差し伸べるのは、少しの勇気があれば簡単です。
でも、見えないところで苦しんでいる人たちや、声を上げられない人たちを救うにはどうしたらいいのかわかりません。
自分の活動の先のその先まで考えて、行動しなければいけないんだと、改めて感じました。