新入部員、和歌山を語る!【編集部の春休み12】

こんにちは! 食べタイ編集部員のちはるです。 

新年度のはじまり、久しぶりに会う友達とも、はじめましての人とも、「春休み何してたの?」から会話が始まることって、よくありますよね。

食べタイ編集部員にも「春休み何してたの?」と聞いてみると、それぞれの分野での活動がたくさん出てきました。

そんな編集部員の春休みを紹介しちゃおう!という企画が、この【編集部の春休み】です。

 

【編集部の春休み12】は、和歌山からの参戦・原口 拓也(はらぐち たくや)くん!

聞き手:山坂 千晴(食べタイ編集委員/早稲田大学3年)



大阪府出身の原口くん。片道2時間かけて、和歌山大学に通学しています。

大学では「システム工学」を専攻していて、I Tを用いて人とモノをつなげるインターフェースを研究しています。

農業や食の分野とは縁遠そうな分野の研究をしている原口くん。

どうして農業の世界に興味を持つようになったのでしょうか。

 

「食の世界へ」

 

原口くんは、高校3年生のときに、本の中で食の世界に出会います。

原口くんが読んでいたのは、「ナショジオと考える 地球と食の未来」という本でした。

フードロスの問題などの食料問題があることを知り、「もったいない!」となったそう。

食料の問題に農業が関わっていることを知った彼は、農業の世界にのめり込んでいきます。

 

そして昨年の夏休み、彼は単身、和歌山県内のニンニク農家さんのもとで、農業インターンに参加しました。

そのニンニク農家さんは、農産物の生産から販売までを一括して行なう「六次産業」化を推進している方だったそうで、インターンの中でも、様々な体験をすることができました。


 

この写真は、土づくりのために必要な堆肥を手作業で運搬しているところ。

「生産」のフェーズを体験しています。


 

こちらは、店頭に立って商品を販売する体験。

「声をかけてもお客さんはなかなか買ってくれず、モノを売ることは大変なんだと思いました。だからこそ、商品が売れたときにはとても嬉しいと感じました。自分が売っている商品の生産に携わっていたからこそ、売れたときの喜びはひとしおでした。」

と感じたそう。

 

「農業って大変なんだ」

 

この一連の農業インターンを振り返って、

「土地づくりの際に、まずは雑草の除去を行ないました。

とにかく雑草の量が多くて、さらに暑かったため、とても厳しい作業でした。

こんなに厳しい作業を毎日やっている農家さんに対して尊敬の念を持つようになりました。」

と語ってくれました。

 

また、和歌山で1年間過ごしたことで、「地域の魅力」が徐々にわかってきた、と言います。

それは、

「インターネットの発達で情報の地域格差が小さくなったいま、家賃などの生活コストを抑えることができる地方は、チャンスなのではないか。」

ということです。

 

地域を熱く語ってくれた原口くん、なんと今月食べタイに加入したばかり!

食べタイでの意欲を聞いてみると…

「和歌山というフィールドで、農家さんの取材を通して和歌山の農業を発信したい!」

と力強く答えてくれました。

 

原口くんと一緒に活動できる日が待ち遠しいですね!


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              https://pando.life/taberutimes/article/14171

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田丸 さくら
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