小豆島の伝統行事 「虫送り」


こんにちは!

はじめまして、香川大学農学部3回生の なつこ です。

投稿は初挑戦です!

SUIJI-SLP経験を4回、部活動は本学の弓道部に所属しています。

今は部活動がないため、免疫力・体力の維持増進につながるであろうジョギングを日課に、日々元気に過ごしています!

といっても、じっとしているのが苦手なだけですが… 

私は、小豆島・中山地区の「虫送り」について紹介したいと思います!



虫送りとは

田植えを無事に終えた後

害虫(作物を食べてしまうような虫など)を追い払う・豊作祈願として、

火手(ほて)と呼ばれる松明(たいまつ)を持って、棚田のあぜ道(田んぼと田んぼの間の細い道)を歩いていく行事です。


当初は、季節の移り変わりの節目や、田植えを終える目安となる日とされていたとか。


長年続いた伝統ある「虫送り」ですが、

少子高齢化によって、一度行事が途絶えてしまったことがあります。


しかし、映画の撮影で再現されたことをきっかけに、2011年から復活し、誰でも参加できる人気行事になりました!

(紹介は後ほど… 


私は、昨年「虫送り」に参加させていただきました!


「虫送り」が始まる前に、

「棚田の会」はじめての試みとして


棚田の景観保持や、「虫送り」などの伝統行事を継続するための

「募金活動」

をさせていただきました!

 

多くのご支援、応援の言葉をいただき、



たくさんの方のあたたかさを感じました。


 

募金活動に協力してくださった皆さま、ありがとうございました!

 


そして


日が沈むころに

「虫送り」は始まります


 作物の豊作を願って、棚田の頂上から100 mほど歩き、

「ともせ、ともせ」と掛け声を合わせながら、

ゆっくりと下っていきます。

日没とともに、あたりが段々と暗くなり

広大な棚田に

徐々に火手の灯が美しくひかり

それを持って一列に並んでゆっくりと坂を下る人々

その光景は、想像以上で

写真でも言葉でも、上手く伝えることができません。

今でも、目に焼き付いています

 

貴重な体験でした。


 

今年の2020年は

残念ながら中止となってしまいました


けれど



体験したいと思ってくださった、そこのあなたっ!!!


井上真央さん主演の映画「八日目の蝉」を是非みてください!

小豆島を舞台にした映画で、「虫送り」の場面があるんです!

そしてなんと、「八日目の蝉」は小説・ドラマ化もされています。

 

私は、小説・映画の両方を見ましたが、ストーリーが少し違っていたり、

小説では文字、映画では役者さんの表情

など、表現方法も異なるので

両方みることをオススメします!!笑


今もまだ、お家で過ごす時間が多いと思うので

この機会に、是非、お家で「虫送り」を体験してみてください!

 


最後まで読んでいただきありがとうございます!



「小豆島」「虫送り」「棚田の会」の魅力を

皆さまにお届けできていれば幸いです


この投稿以外にも、学年とはず「棚田の会」の仲間が

それぞれの「想い」を投稿しています

是非ご覧ください!