第1弾インタビュー 金野翔太「国境を超えて課題を解決したい」

さて!今回のインタビューは、
「国境」というものを越え出て、この世界に貢献しようと日々励んでいる金野翔太さんです!!

「誰かのために、というのに意義がある」と語る彼の魅力が余すところなく伝われば幸いです!!
では本編をどうぞ!


Q.1 自己紹介をお願いします。

 初めまして、横浜市立大学3年生の金野翔太と申します。現在、国際法のゼミに所属していて、模擬裁判などに出場したりしています。卒論もそのまま国際法にからめて執筆する予定です。

 サークルは学祭委員会、テニスサークル、フットサルサークル、NGO city net youth japanに防災教育をしている団体など幅広く携わっております。テニスフットサルは生き抜きがてらという感じでゆるく参加してます。趣味は、漫画や映画鑑賞、最近だと海外旅行ですね。

 

Q.1-2 海外旅行はどれくらいの頻度でいきますか

 去年くらいからはまったので、訪れた国の数だとそんなに多くないです。旅行を含めないで軽い留学でアメリカ、オーストラリア、オーストリア、東南アジアなどにいったことがあります。


Q.1-3 国際的な問題に過大意識や興味があるのですか

 高校くらいから将来の夢として、貧困とか地球規模の課題の解決に携われたらというのがあります。NGOとか、ボランティアとかにも参加したこともあります。海外の孤児院で支援の手伝いしたりとか、海外に行くのはそういった目的が多いです。ウィーンで国連の本部とか、東南アジアもスラムに行ったりとか。国の様子を肌で感じておきたくて。

 

 Q.1-4 将来的には国連に入ることも意識していますか

 そうですね、それにまつわる活動をゼミの先生がやってたりもします。私の学校は2年生からゼミに所属するのですが、僕の塾のバイトの先輩が辞める時に「自分のキャパを知れ、忙しくしろ」とアドバイスをくれて、それで1番ガチゼミで有名なところに入ってみようかと。

 おおまかに国際関係っていう軸はあったけど、それ以上の軸はなかったので、そのゼミで忙しくしたいと思いました。国際的な課題と向き合うに当たって、国際法の知識があれば幅広く色んなアプローチができるのも魅力でした。そういう経緯もあり、国連も視野に入っています。必ずしもその道に進みたいというわけではありませんが。


Q.2 このコロナ影響で大変なことはありましたか。

 とにかく留学関連ですね。留学の予定を決めてかなり準備を進めていたんですよ。大学に入った時からこの国行って、スラム訪問したいなとか。そして実際に行ってもいたんですが、コロナのせいで途中で帰国しました。残りの日程を全部キャンセルして。それがなければ1年間休学して留学する予定だったんです。

 海外の大学院に行くにしても、そうでないにしてもこの年のうちに英語の習得をある程度進めたかったんです。その予定が狂ったんですが、休学届を9/20までにださないといけない。その決断をしないといけない。今休学しても留学に行けなかったら、1年間ニートみたいになってしまうし、どうしようか本当に迷っています。大学入る時に留学行くのは決めていたので。達成しないまま、自分に武器がないまま社会に出るのは納得いかなくて。社会に出てから留学に行くのも手ではあるんですが、このインタビューも踏まえて早急に決めないとと考えています。

 

Q.2-1 タイミングを見て海外には絶対に行きたいと考えていますか

 そうですね。できれ学生という自由度の高い身分のうちに経験を積んでおいて、就活とかに活かしたかったので、できれば「今」行きたい、という感じですね。インド、アフリカあたりに行く予定だったのに、全部潰れてしまったので。とにかく休学するにしても、留学に行けないのなら何かできることを探さなければと思っています。

 

Q.3 オンライン授業になったことで生活はどのように変わりましたか。

 課題は多かったですね。ずっと課題やってました。

 夏に模擬裁判の日本大会があったんですが、中止になってしまいました。今年は大学2年生がメインで、練習試合という形で別の大学主催の大会とかに参加しようと考え、それに向けて準備をしてたけど、オンラインでしか会ったことないという人がかなりいて対応が大変でした。オンライン通話で23時~5時までやるとか、国際法の大会ガチでやるならそれくらいやらないと形にならない。コミュニケーションが必要な中で、みんな初対面でオンラインで、連携が本当に難しいんです。弁論もオンラインだと、ラグとかがあるし、公式の大会でもないから熱がない。去年は先輩に助けてもらったから、恩を返したいんですが。一応世界大会があって、アジアの大会を勝ち抜いたら、世界大会に行けるんですが、仮に出場できるとなったらジュネーブに行かないといけない。大会自体もあるかわからないし、行けるかもわからない。本当に先行き不透明ですね。

 一応、オンラインによるデメリットを克服する方法として1先輩1後輩という形でやりとりを密にし、大会中面倒を見るんです。何度も何度も、毎晩会議して、量こなして慣れていけば、顔が見えて声も聞こえるので、何とか形にはなりました。本来ならみんなでゼミ室集まって話せるけど、数人でしか知り合えない、話したことない子の方が多いというのが大変なんですが、とにかく根気よく回数を重ねていくことが重要だと思います。


Q.4 バイトやサークルなどはどうしていますか。

 バイトは塾なんですが、塾自体は緊急事態宣言の時は、面談もオンラインになったし、僕個人としては海外から帰ってきた直後だったのもあり、シフトに全然入れさせてもらえませんでした。留学に行くためにバイトでお金を貯めたかったのに、バイト切られちゃったりして、影響が出ています。

 

Q.5 友人関係や家族関係、恋人関係などどのような変化がありましたか。またそれをどのように乗り越えていますか。

 またサークルの話になりますが、自分が住んでいる千葉から大学のある横浜まで2時間くらいかかり、定期代がばかにならないんです。どうせほとんど行かないならと定期を買ってなかったんです。結果として、サークルへの参加頻度が減りました。最近は自分たちの代の最後の大会とかがあって少しずつ参加してるけど、引退の時期なのに友達に会えないのが本当にしんどいです。1年くらい会ってない人もいます。地元の友達とは会うけど、とにかく大学の子と会うことができない。関係が途絶えつつある。それが悲しい。

 そもそも大学2年生はゼミに完全に集中していました。去年はサークルの合宿とかは参加してなくて、3年生になったらまたサークルにも顔を出そうと楽しみにしていたんです。そこでのコロナ騒動です。最後は会えないまま終わってしまいました。

 家族関係に関しては1、2年生のときは寝るためだけに家に帰ってた感じだったので、1時に帰ってきて、6時に出るとかザラでした。なので、コロナのお陰で話す機会は増えましたね。そこはプラスだったと思います。

 

Q.7大学費用に関して、何か影響を受けましたか

 やっぱり留学費用に関して影響を受けました。親は一応出してくれるとは言ってくれてるけど、ボランティアもそうだけど、自分の力で実施することに意味があると思っています。なので休学期間中も、半年以上お金貯めて、そのお金で留学に行く予定でした。そこは改めてどうするか検討していかないとですね。


Q.8 就活やインターンなど、どうしていますか。

 就活は本来ならほとんどやる予定はなかったんですが、コロナで状況が変わり、就活をやっていかないといけない可能性がでてきています。その上で行きたいインターンが中止になったりも多かった。ちょうど(インタビューを受けている日の)昨日、GDを企業の人が見てスカウトするという活動にオフラインで行ってきました。影響が出てないものはオフラインで参加したりできるようです。なのでやれないことはないという実感があります。

 但し、コロナもあって、みんなスタートが早い。休学したとして、来年に回しても来年の方が就活氷河期なのではと考えると焦ります。色んな要素が混じって、休学も含め本当にどうしようか、誰も正解がわからないと思うから、色んな人に意見を聞きながら模索中です。


Q.6 最後に一言!

私の所属するNGO団体の紹介をさせていただきます!

初めまして私たちは、CITYNET Youth Japan(CYJ)です!
CYJは、ソウルに本部を持つ非営利国際組織『CITYNET』の横浜オフィスのユースグループです◎
横浜を拠点に、国際的な防災と環境問題に焦点を当てて活動してます!

 今年はコロナの影響を受け、SNSでの活動を強化🌿
「Z世代に、防災を自分ごとに考えてもらう」ことを目的に、情報発信や勉強会をしています!
行動を起こしにくいこの現状ですが

 ✔︎防災・環境のことを知りたい!
✔︎一緒に意識改革をしたい!

 そう考える方は、ぜひ私たちのSNSアカウントのチェックや、団体への参加をお願いします!

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