WiZ habitat 新2回生の比嘉です。
コロナの影響で日常生活が失われている今、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
私はここ数日、暇の潰し方を試行錯誤しつつもまだ迷走しています。
今回は、私たちWiZ habitat のメインの活動である
Global village program (以下GV)
に実際に行って感じたことについての記事を書きたいと思います。
GVの詳細につきましてはこちらをご覧ください。
海外でボランティア(GV) | ハビタット・フォー・ヒューマニティ・ジャパンhabitatjp.org › ... › 海外でボランティア(GV)
簡単に説明しますと、GVは大学生が長期休暇を利用して
貧困地域に家を建てにいくというプログラムです。
私は大学生になってすぐこのサークルに惹かれました!
だって!!!!!
友達同士で2週間も海外行けるって!!
観光もできるし!!最高やん!!!
なんと魅力的なプログラムなんでしょう!!!!!
てな感じで本来の目的であるボランティアは二の次、、、、、
就職の時に何かと役に立つしな〜程度でしたね(笑)
しかし、実際にGVに行ってみるとその考えはガラリと変わりました。
GVが私の心情にどのような変化を与えたのかというのが今回の記事の内容です。
2019年夏、私はカンボジアに行きました。
カンボジアと聞いて、真っ先に貧困を連想される方は少なくないですよね
ところが旅行気分で降り立ったカンボジアの空港は綺麗で貧困を感じさせるような点は一つも無い。
強いて言えばトイレの水の流れが良くない!!!!!いや、これは日本が優秀すぎるだけでした、、、
しかし旅行気分だったのは最初の1日だけ。
私達が実際にボランティアに行った場所は都市部から少し離れた村でした。
車で村に向かう途中、目に入って来たのは
電気も水道も通っていないような沢山の家
放飼されている野犬やニワトリ
裸足で走り回る子供達
昨日見た綺麗な街と同じ国なのか?と疑いたくなる現状を目の当たりにした私は動揺を隠せず、同情さえも生まれました。
そしてボランティアが始まり現地の方々と触れ合い、活動を楽しみながらも、心のどこかに違和感があったんですよ。
現地の人は日本人に対してどう思っているのだろう。
私が逆の立場なら、
観光するお金があるならその分寄付をして欲しい。
ただ自分の経験値を上げるための手段としてボランティアをしに来ているんだろうな・・・・
などと、ひねくれた考えをしてしまうだろうと。
そう考えてしまったのは貧困=不幸
と勝手に決め付けていたからだと思います。
しかし、この考え方が変わったのは家主になる家族に質問をする機会が与えられたときでした。
私は、幸せを感じる瞬間はいつですかと質問すると
家族がいるから毎日幸せを感じていると返ってきたのです。
この質問をすることさえも少し躊躇してしまいましたが、答えを聞いたとき自分の中で何かが動きました。
恵まれた環境でしか幸せを感じることが出来ないと思っていた自分が情けなくなったのと同時に、自分にとっての宝物は何かを考えました。
そしてその宝物さえあれば、どこでも幸せに暮らしていけるのかと。
幸せになるうえで本当に大切なのは、環境でも、お金でもなく、自分に生きがいがあるかどうかだと感じました。
どんなに恵まれた環境にいたとしても、何のために苦労して生きているのかがわからなければ幸せになれるわけがない。
反対に、どんな環境でも大切なものさえあればそのために生きていける。
シンプルですが、私がカンボジアに行って得たものでした。
GVから帰ると、毎日が楽しくて幸せで、生活が驚くほどに変わっていきましたよ。
海外行って人生変わった!!なんてよく聞く言葉ですし、
そんなんで変わったら苦労しないよ!!って思われるかもしれませんが・・・・
確かに、海外行っただけでは何も変わらない。
しかし、カンボジアに行って成長した私が、
その先の自分自身を変えたのだと思います。
長々と話しましたが、GVは今後の私の人生が幸せで溢れるきっかけを作ってくれた素晴らしく魅力的なプログラムです。
あくまでもきっかけですが!!!!
海外ボランティア素敵ですよ!!!
是非!!