個別教育の可能性

「教育は人をつくる」「人は社会をつくる」

教育1つで人を、世界を変えることができる。

私は冗談なしに本気でそう思っている。


教育を受ける者、受けた者には教育を変える権利がある。だからこそ私たち1人ひとりが現代の教育と向き合い、アイデアを出し合って変えていかなければならない。


私の教育の原点

中学生の時だった。

自分の気持ちを言葉にするのが苦手だった私は、特定の友だちとしか上手く付き合うことが出来なかった。もちろん集団授業では集団に溶け込むことも出来ない。部活でも上手くいかない。

私は言葉に出来ないもどかしさを何度も物にぶつけた。

「死にたい、、、。」

そう思うまでに追い詰められた。

そして私は不登校になった。

「学校という檻」から出た解放感でいっぱいだった。


先生たちは、

「集団授業についてきなさい」「物に当たらず言葉にしろ」と、私を頭ごなしに否定した。

親には、

「学校に行きなさい」「恥をかくのは親の方だ。恥をかかせるな。」と、私のすべてを否定された。

私には集団でなければならない意味が理解出来なかった。なぜみんな同じでなければならないのか。

「十人十色」   じゅうにんといろ

このような四字熟語があるにも関わらず、その言葉が全く当てはまらない。

日本の教育にも考え方にも疑問を抱いた。


私を救ってくれた救世主

中学生の頃、学校には行っていなかった。

それでも真面目で、勉強は好きだった。

夜中まで遊んでも家では教科書を開いて勉強する。テストでは学年トップをとる。

いわゆる「勉強だけして遊ぶ変態」。


そんな変態でいれたからこそ、

死ぬことも人生を諦めることもなく、高校にも進学できた。

学校という「勉強」する場所から見放された私を救ってくれたのもまた、「勉強」だった。

人は救ってもらった方法でしか、他人を救えない。


私にしかできない教育

私は学校でも塾でもない、「個人での勉強」に救われた。

不登校で、気持ちを言葉にすることが出来なかった私が、

大学4年生の現在では、

・個人事業主のプロベビーシッター

・フリーランスの家庭教師

・学生教育団体LearnBoの最高人事責任者


これである。

自分でも思う、、、 成長速度がすごすぎる、と、、、。


4年間で構築した、

私にしかできない子どもたちを救う教育。


それは、

「一人ひとりに焦点を当てた伸び伸びとした教育」

世間の風当たりも強く、学生の私にとって決して簡単なことではなかった。

しかし続けていくうちに、

結果が見えやすく、子どもたちの笑顔をより引き出せる個別教育にさらなる魅力と可能性を感じた。

自分の価値を見いだせた瞬間でもあった。


これからの個別教育の可能性

学生教育団体LearnBoでは

「子どもたちの選択肢を広げる教育」

をビジョンに掲げている。

子どもたちの選択肢を広げてあげることで、

それぞれの興味を見つける。積極的に学ぶ。

これこそが個別教育への入り口だと私は思う。

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