新チーム始動にあたって!【チーム・組織づくり】

早いもので、新年1月も間もなく終わってしまいますね。大学の部活動やサークル活動では、4年生が引退し、新体制が発表され、そろそろ新チームが始動する頃でしょうか。もう25年以上も前になりますが、私も大学3年の今くらいの時期に主将に任命され、期待を胸に新シーズンを迎える準備に奔走していたことを思い出します。

当時は若干20歳。160人の部員を率いて「チームを創れ」と言われても、何をどうすれば良いのかサッパリ分からず…。見様見真似でやってはみたものの、1年後の結果は大学選手権準決勝敗退。「もっとこうすればよかった」「もう1年あれば…」という後悔の残る形で最後のシーズンを終えました。

その後、社会人になり、スポーツのみならず、職場やコミュニティ等、いろんな場面でチーム(組織)づくりに接してきました。「こういうことを学生の頃に知っておきたかったな」と思うばかりですが、これから新チームをスタートさせる2年生や3年生には、私の二の舞にならないように、チームづくりについての基本的な考え方を紹介していきたいと思います。

第1回目は、そもそも「チームビルディングとは何か?」を考えてみたいですね。チームに似た集まりにグループ(集団)がありますが、その違いって分かりますか? チームビルディングとは「グループ(集団)をチームにしていく技能」のことです。そして、大事なことは「メンバーの強みを最大限に活かす組織づくり」だということです。チームは「人材力」「組織力」「関係力」の3つの要素から構成されていて、これらを強化しながら「強いチームを」創っていくことになります。ということで、「メンバーの強みを最大限に活かす組織づくり」と「人材力」「組織力」「関係力」のキーコンセプトを自分たちのチームに照らし合わせながら、チームづくりをイメージしてみてください。続きは、また次回やりましょう。

※チームや会社等の組織において起こっている問題は、このチームづくりの考え方に基づけばおおよそ原因が見えてきます。せっかく部活動やサークル活動をやっているのであれば、この学びの機会を是非有意義に活用しましょう。大学生時代にチームづくりを経験できるのは本当に貴重なので、1年間奮闘してください。サポートします。

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