皆さんこんにちは!!学生団体FUMIDASUです!FUMIDASUのページを見ていただきありがとうございます!
本日のブログリレーは、長谷川椋一が担当します!よろしくお願いします!
FUMIDASUの他のメンバーの記事はご覧になりましたか?カンボジアについて、ワクワクすることがたくさん書かれていますよね!!
楽しいことが沢山あるカンボジアですが、今回はカンボジアの暗い歴史について書こうと思います。私たちの活動に繋がるものでもあるので、ぜひ読んでいただきたいです。
カンボジア、正式名称カンボジア王国は、1953年にフランスから独立した国で、その頃の日本はNHKによる初のテレビが放送されていました。日本と比べるととても歴史の浅い国です。
1975年、内戦に勝利したポルポトという人物による独裁政権が始まりました。ポルポトは「原始共産主義社会」の実現を理想としていました。原始共産主義とは、原始時代のような、病院、学校、お金など何もない環境を作り、国民すべてが農民となることで、自給自足の平等な社会にする。という考え方で、この考えを実現するにあたって反対勢力になりそうと考えられたのが、医者や教師などの知識のある人たちでした。そのような人は強制的に収容され、結果的に国民の3〜4分の1の国民が亡くなりました。
1979年にベトナム軍の進行により、ポルポトによる独裁政権は終了しましたが、当時の教育システムは崩壊し、教員や教科書などが極端に不足するなど、危機的な事態に陥りました。
現在でも、様々な国の支援を受けながら、教育システムの復興を続けています。しかし、約40年が経過した今でも、教員や教員の経験不足、用具の不足が原因で、体育、音楽、美術などの科目はほとんど実施できていません。
学生団体FUMIDASUが創設されたのは、このような現状を目の当たりにしたというところにもあります。私たちの活動がカンボジアにどのような影響をもたらすのか。1つの学生団体の運動会など、大した影響にならない。と思うかもしれません。しかし、運動会をしているあの瞬間の子供たちの笑顔は本物であり、そこには幸せが溢れています。ボランティアで訪れる私たちに、カンボジアを大きく変える力はなくても、カンボジアの未来ある子供達にはそれが可能です。運動会を一緒にやった子供たちの中に1人でも、この感動を、幸せをカンボジアの他の子供達にも届けたい。そう思ってくれる子がいれば、カンボジアを大きく変える火種になると思っています。体育の普及を、運動の重要性を、運動会の楽しさ、感動をこれからも私たちFUMIDASUは届けていこうと思います。
これからも、学生団体FUMIDASUの応援をよろしくお願い致します!