雪山に、 道

みなさんこんにちは。

先週は久しぶりの雪山、南アルプスは鳳凰三山へ。


雪山装備を背負い、真っ暗闇の中、出発した。

黙々と高度を上げていくと、少しずつ、うっすらと南東の地平線が映りだす。


夜明け前の、大好きな時間。

標高1,800mまで一気に高度を上げ、稜線に出る。

なんと、

日の出と満月が同時に現れるサプライズ!


自然の神秘を全身で感じる

自然を相手に笑みが溢れるここは、非日常

この日の雪山はトレース(雪面に残された登山者の踏み跡)がついていて歩きやすい。

が、少し油断してトレースを外すと、膝まで踏み抜く。。。


しゅうちゅう。集中。


鳳凰山(薬師岳)2,780m

到着。

360度の壮大なビューに

真っ白な雪景色に

真っ青な空に

感謝

景色でお腹いっぱいになったところで山頂を後にする。


下山も気を抜かないよう集中するが、何度も絶景をチラ見。

その度にトレースを踏み外し、腰まで埋まる繰り返し。。。


そんなことを繰り返す中、ふと、

このトレース(踏み跡)のことを考え始めた。

今こうして歩いている、歩けている雪道。

誰かが残してくれたトレースがあるおかげで歩けている。

トレースがなければ、一歩一歩雪をかけ分けて進まなければならないし、1日で山頂までたどり着けないだろう。


雪山だけでなく、夏山もそうだ。

先人達が作ってくれた道があるからこそ、僕らは山に登ることができ、絶景を観ることができる。


街だってそう。

会社だってそうだ。


先代が道を切り開いて創造し、先輩方が道を更に強く太くしてくれた。

僕らはその道を歩き、会社に、社会に貢献していく。


先人達が作ってくれた道。

道のありがたさ

先人に、先輩に、感謝。


そんなことを想いながら、

自分の足跡をしっかりと踏みしめ

無事に下山。


山でも会社でも、しっかりと踏み跡を残し、新しい道へチャレンジしていこうと思う。


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