JUNKO Associationベトナムプロジェクト4年の東城です。
私はNPO法人の一員として3年間、ベトナムの教育支援に携わっています。
当時を振り返ると、今まで体験したことがない困難の連続でした。それでも模索し、行動し続けた過去は今となってはいい思い出です😂
これから活躍する新入生、現役バリッバリで活動している後輩にエールを送る意を含めて、学生ボランティアを運営するとき参考になった本を二つ紹介します。
1(これから活躍する新入生におススメ)
FACT FULLNESS-ファクトフルネス-
著:ハンス・ロスリング
当団体は、他のボランティア団体と同じように、長期休みを利用して一か月間、ベトナムまたはミャンマーに教育支援を行います。そして教育支援を成功させるために、日本にいる期間みっちり企画書その他書類を作成し、ミーティングを重ねます。
ピッカピカの新入生の中には、百戦錬磨の先輩たちに混じってアイデアを出し合うことを苦に思い、なかなか意見が言えなくて悩む人がいるかもしれません(新入生のときの僕がそうでした😂)。
そのとき、この本を手に取っていただけると幸いです、
この本では、調査データ・事実・人の意見を正しく理解するために、どのような考え方をするべきか記述されています。
先輩のアイデアに対して、この本を参考に自分の意見をぶつけてみると「おっ!」と一目置かれるかもしれません。
また「データを分析する方法」に興味ある方もぜひ読んでみてください。
2.(後輩を持つ2,3年生におすすめ)
1兆ドルコーチ
著:エリック・シュミット
この本では、Google、Appleといった大企業の顧問を務めたビル・キャンベルさんの経験をもとに、組織論が展開されています。
ビルさんはアメフトのコーチから大企業顧問に転身した経営者であり、それゆえ多角的な視野で「そもそも組織とはなにか」「メンバーを指導するために、どう振る舞うべきか」等に関して、ビルさんの提言が記述されています。
「いくらロジカルであっても、ズケズケと意見を言っていいとは限らない」
「コンセンサス(複数の人が一つの意見に合意すること)を求めることは、チームの質を下げる」
上記の言葉は、組織の運営に関するビルさんの考えの一部を参照したものです。私にとって過去を顧みて考えさせられる言葉でもあります。
2.3年前、私が所属するプロジェクトは、喧嘩してるの?って思うくらいズバズバと意見を言い合い、ベトナムで共同生活している中、殺伐とした雰囲気が漂う日も多々ありました。
私はそんなゴリッゴリで体育会系な組織に所属することがエキサイティングで楽しかったのですが、雰囲気に合わなかったメンバーが少なからず組織から離れていった苦い過去があります。あの当時この本に出会い、メンバーが離れないように行動していれば、結果は違ったのかもしれないと思います。
私以外に、もしかしたらこの本を読んで今まで経験した“組織の当たり前”が実は間違っているかも、、と感じる方がいるかもしれません。
「先輩として後輩をマネジメントするにはどう振る舞えばいいか」について悩んでいる方に是非読んでもらいたい一冊です。
以上、私が「学生ボランティア団体で頑張る後輩」に教えたい本2選です。
いずれも新しい学びが得られるので、ぜひ読んでみてください。
とても興味深かったです! ぜひ読んでみたいと思います。
さめさん、ありがとうございます😊
まさに今まで悩んできたことです、、、相手の立場になって考えること超大事なのにどこかにおいてしまっていることもあったり、、改めて考えたいと思いました本読んでみます!!
いつもお疲れ様です🧑🏼🦱
微力ながらいつも応援しています。
余裕があって一休みしている時にパラって開いてみてください😇
1兆ドルコーチ初めて知った!読んでみる!!
ええ本やで
FACT FULLNESSいいよね!おれも勉強になることが多かった。
たしかに🧑🏼🦱
現地の子どもを見る視点が変わった