スピーチのコツ!

最近更新が滞っていて申し訳ありませんでした。Let’s MUN!の石川です。
今回からは「スピーチのコツ」と題して、模擬国連におけるスピーチのポイントをお伝えしようと思います!


模擬国連を始めたばかりなんだけど、スピーチは苦手だという人は多いと思います。その最大の理由というのが、おそらく人前で話すことの怖さなんだと思います。
大勢の他の大使の前で話すのって緊張するし、失敗したらどうしようって不安になるし、とにかく怖い、という声をよく耳にしますが、それめちゃくちゃ共感できます。今でこそ克服しましたが、僕も模擬国連始めたての頃はスピーチするのがめちゃくちゃ怖かったです。では、その恐怖をどうやって克服したのか?ということで、今回のテーマはスピーチへの恐怖をなくす方法です。それでは早速、いってみよ〜。

 スピーチは怖くない!

スピーチへの恐怖は、大きく二つに大別することができます。スピーチの内容への不安自分の話し方への不安です。

まずは前者、スピーチの内容への不安について。これを解消するために必要なのは会議前の準備です。議題をしっかりと把握し、それに対する政策をきちんと述べておけば、あとは1分半のスピーチに落とし込むだけなのです。
それでも不安だから問題になってるんだ、って思う方も多いと思います。が、しっかりと準備しておけばそう心配することはありません。聞いてみればわかりますが、他の大使のスピーチの内容も素晴らしいというわけではありません。「自分は事前にスピーチを準備しておいたから大丈夫だ」というマインドセットで望めば上手くいきます。

続いて、話し方への不安について。多分スピーチの内容よりもこちらの方が不安要素としては大きいのではないでしょうか。
まず怖いのは、スピーチは英語で行わなければいけないということでしょう。帰国子女でもないのに綺麗に発音できるわけないし、途中でつまったりしそうで怖い、と思うのも不思議ではありません。何が難しいかって、日常生活において英語で話す機会は設けにくいということなんですよね。英会話教室に通うとか、ESSに入ってみるとか色々方法はあるのでしょうが、どれもなかなか大変。ということで僕からの解決策。
開き直りましょう。
英語、下手で全然問題ないです。別に模擬国連会議に来ている全員がネイティブというわけではないし、正直英語の発音が綺麗とは言えない人の方が多いです。僕も発音が綺麗というわけでは決してありません。だからいいのです、開き直って。「どうせみんな下手だし自分も下手でいいじゃん」くらいの気持ちで臨むと緊張が落ち着き、かえってこっちの方が流暢に話せたりします。

 では、英語じゃなくてスピーチそれ自体が苦手という場合は?話す言語にかかわらず人前で話すのが苦手という方も多いでしょう。そういう方にお勧めしたい方法が、「どうせ聞いてない理論」です。名付け親は僕です。
内容は簡単。目の前にいる大使たちは私の話なんて聞いてないんだ、って思ってスピーチするだけです。人前で話すのが苦手な理由の多くは、自分の話を大勢の人間が聞いているという意識が原因だったりします。ということで、誰も話を聞いていないと思えば心が落ち着くわけです。
実際、めちゃくちゃ失礼ですが、模擬国連においては他の人のスピーチを熱心に聞く機会というのはそうなかったりします。今後どう行動していこうか、決議案の内容はどうしよう、次は私のスピーチだな... こんな風に考え事をしていることが多いので、他の大使のスピーチに真剣に耳を傾ける余裕なんてないのです。だから、他の人に聞かれるのは緊張する!なんて全然思わなくていいわけです。
まあ、スピーチに慣れてくると、どうやって自分のスピーチに興味を持ってもらおうか、という新しい疑問が生まれてくるのですが、これに関しては次の更新で。

 ということで、まとめると
・事前にしっかりした準備
・みんなも自分と同レベル!と前向きに
・「どうせ聞いてない理論」

スピーチの恐怖はこれら3つで克服しましょう!

Taz
2020.09.17

コツがよくわかりました!ありがとうございます