ビジネスモデル 第二章 1~5 発表・討論

皆さんこんにちは、そして初めまして!今年度から岩尾ゼミに所属することになった山中駿介です!

今回のゼミでは、ビジネスモデルのルール第二章の1~5のパートについての発表、グループワークを行いました。その内容について簡単ではありますがまとめたいと思います。


ビジネスモデルのルール 第二章1~5

この第二章の1~5では大きく分けて4つの企業のビジネスモデルとその成功例が記載されています。おさらいしてみましょう。

低コストを実現したセブンイレブンのビジネスモデル

低コストを実現するには大きく6つの要因があった。

  • 銀行と提携せずに自ら銀行業の免許を取得したこと。
  • 統合ATMネットワークへの加入が認められなかったこと。
  • ATM機器のコストを大幅値下げしたこと。
  • 後発の銀行であったこと
  • 顧客の定義を他行と変えたこと。
  • 紙幣の調達コストが極めて安いこと。

☆これら上記6つの要因が合わさりセブン銀行は成功を収めている。

ところが…キャッシュレス化が進んでおり、これから現金を下ろす機会が減少する可能性があるため現時点で「資産」であるATMが「負債」とならないよう打つ手を考える必要がある。

大手にはできない!?ソニー損保のビジネスモデル

ソニー損保のビジネスモデルの特徴は以下である。

  • 運転特性や様々な情報を蓄積することが出来る
  • 大手企業が追随しにくいという点。
  • 優良顧客がリテンションされるという点
  • 「優しい運転キャッシュバック」による事故率低下。

☆優良顧客を囲い込んでしまうという大手ではできない隙間を狙ったビジネスモデルである。

本業以外でチャンスを掴んだ成田空港のビジネスモデル

ポイント👉空港の主な収入として、航空系収入と非航空系収入の二つに分けることが出来る!!前者の航空系収入として挙げられるのは、航空会社からの着陸料、停留料、旅客からのサービス使用料、石油会社からの給油施設使用料である。

しかし、前者の料金は簡単に伸びることはない。

要因としては、成田空港の着陸料は航空機の騒音と重量できめられており近年では航空機の軽量化に伴い大型機よりも中、小型機が増加したため平均単価が下がってしまったことなどが挙げられる。そこで、成田空港が目を付けたのが、後者の非航空系収入である。非航空系収入には、リテール事業、施設貸付事業、鉄道事業が含まれている。

☆成田空港は非航空系収入に着眼し多くの利益を生み出しました。

快適性と低コストを実現する三菱電機のビジネスモデル

実は、エレベーターもエプソンと同じジレットモデルである。仕組みとしては、エレベーター「ハード」を始めに設置し、後々の点検といった安全を守る「保守」の面での費用で儲けを生み出す形である。しかし、日常の点検に時間がかかったり、人件費も毎回かかってしまうという問題が出てきた。

そこで以前の点検は点検士を派遣して手作業で点検を行っていたが、ITを搭載したエレベーターを普及させることで自動点検や自動診断が可能になり人件費のコストを削減できるだけでなく、安全面でも24時間監視できるので事故を未然に防ぐことに成功した。

☆三菱電機はITを用いることで低コストと快適性を実現しました。


グループワーク

今回は以下の2つの議題について話し合いました。

1.日本において三菱電機のエレベーターが入っていることによってビルの価値が上がるようにするために、三菱電機が出来ることを考えよう。

  • 待ち時間の少ないエレベーターをつくる。
  • 換気を定期的に行ってくれるエレベーターをつくる。
  • 耳が痛くならないエレベーターをつくる。

2.成田空港のように「活用されていないスペース」がどこかにないか、考えてみよう。そのうえで、そのスペースを使った新しいビジネス案を考えてみよう。

  • 美容室のドレッサーの上に広告が流れるタブレットを設置。
  • ホテルの空き部屋を貸し会議室として貸し出す。
  • ディズニーのアトラクション待ち時間に食べ物などを販売。
  • 昼間のクラブを利用しカフェなどを運営する。


長くなってしまいましたが読んでいただきありがとうございました。ここらへんで失礼します(^_^)


岩尾俊兵
2020.12.09

すごく綺麗にまとまっています。
素晴らしいです!

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