としかげのお話 30話目 人との関わり方

大学に入ってから、色々なコミュニティに入りました。大学のクラスや委員会活動、ボランティアスタッフ、バイト、Michiiii、その他諸々。その色んなコミュニティで活動していく中で1番学びになっているなと感じることが、「人との関わり方」でした。

なので今回はコミュニティにいる中で考えるようになった人との関わり方について書いていきたいと思います。

今回も長いです(笑)




①人との関わり方~意見は貫き通さない~

複数人で話し合いをしているとき、どんなに自分が強い意見を持っていても、それをただ貫き通そうとすると話が全く進まないことがあるなと感じました。それぞれの意見の方向性が全く違っている場合。その中で自分の意見を頑なに譲らないとなると、全く進みません。意見が合うはずがないので、その時間が少し無駄になってしまうのかなと。


なので、自分の意見に他の人の意見も取り入れられるくらいの心の余裕が欲しい!! 自分の意見を話すときって、どうしても視野が狭くなっちゃいませんか? もう自分のことで手一杯になってしまうというか。だから団体活動をしているときに一歩引いたところから意見を言える人はすごいな~って思います。まず複数人で活動しているときに冷静さを保つって実はとても難しくないですか?(笑) 常に落ち着いて発言しよう...



②人との関わり方~私情を持ち込んだら話が進まない、そもそも持ち込まない~

団体活動は遊びではない別のしっかりとした取り組みだと思っています。しっかりとした、という表現は曖昧過ぎるのですが、正直他の言い方が思いつかず。笑 なのでその活動に私情を持ち込んだらどうなるのか→公私混同です。


私情の例として、「苦手なタイプがコミュニティ内にいる」とします。
グループや団体内でどんなに苦手な人がいても、活動中はそういう気持ちを持ち込んじゃいけないなと思いました。なぜかというと、苦手なタイプだったとしてもその人は貴重な意見を持っているメンバーの1人だからです。苦手だからといって拒絶していると、貴重な意見を逃します。話し合いのときだけでも良いから苦手意識は忘れてただの1つの意見として話を聞かないとな、と思いました。正直入っているコミュニティの中で特別苦手な人がいないので経験はないですが(笑)



③人との関わり方~傷つけることが目的ではない~

これは苦手意識の話に繋がります。話し合いを続けていく中で冷静さを失って、いつの間にかただ相手を傷つけるだけの時間になってしまうことがあるかもしれません。気づいたら元々話していた内容と全く違う、ただの言い争いになってしまう状況です。
大学生にもなって、言い争いという小さいことで喧嘩とかはしたくないなと思います。とてもその時間が無駄に感じてしまいます。その時間があったら別の重要な仕事の話した方が良いですよね。


人を傷つけるためにコミュニティに入ってるわけではないはずです。というか人傷つけて良いことなんて1個もなくて。 自分の成長に繋げるため、友達を作りたい、新しいことを始めたい!とか最初はそういう動機で入っている人がほとんどだと思います。初心に帰って考えると自分のことをとても客観的に見ることができる、ということに気づきました。冷静さを取り戻すことができます!!! 今やっている活動について何か不安なことがあれば、「元々自分は何のために入ったんだろう?」と思うように最近しています。そこで一旦リセットして再スタートするという(笑) なんか開放感あります。



④人との関わり方~人の発言や行動に様々な背景がある~

自分には全く理解し難い意見を言われたり、何でこの考えになるんだ??ということがたまにあります。


でも、その発言をした人にも色々な事情があると思います。過去に苦しい経験があったり、別のコミュニティで悩みを抱えていたり。自分のことで手一杯で思ってもないことを言ってしまっただけかもしれない。


実際にそういう事情があったかなかったかの事実はどうでもよくて。でもそういう事情があるかもしれないから、それを真っ向から否定するのは違うんじゃないかな、と考えています。


あと理解できない意見を言われたとき、「何でそういうことを言うの?」と直接聞くことも何か違う気がします。その発言がその人の心をえぐっているかもしれない。気になったとしても我慢して、もし話してくれたらそのときにゆっくり聞く、というスタンスで人と関わっていきたいです。無理やり事情を話させるのではなくて、その人が話しやすい・話したくなるような環境を作る方が大切だと思います。相手の気持ちをを最優先に、ゆっくりゆっくり...。今思えば人と関わる中でめっちゃ急いで上手くいったことなんて1度もありません。(笑) 



⑤人との関わり方~自分の話し方~

コミュニティ活動をしているとき自分が意識していることは、「上から目線にならないようにする」ことです。1.2年生のときは自分が後輩の立場だから大丈夫かもしれませんが、3.4年生になるとどのコミュニティにいてもどうしても1番上の立場になってしまいます。


先輩面しないこと!!上から物を言わないように、平等に。先輩だから偉いとかはないし、むしろ先輩だからといって壁を作られる方が自分は辛いです。だから立場とかを気にせずにみんなと接していきたいです。立場とかいちいち気にしている暇があったら別の活動しようぜ、と思います。一定の距離を保ちながら活動することも時には必要かもしれないけど、一緒に肩組みながら活動する方がぜっっったい楽しい。気使うのは疲れちゃいますね



⑥人との関わり方~他の人を信用すること~

人を疑いすぎて仕事を頼めず、結局全部自分でやってしまうという経験が何度かあります。正直それで上手くいったこともありました、ありましたけど! でも時には誰かにお手伝いをお願いしないと、わたし過重労働でどっかいっちゃいます。


でも人を純粋に信じるのって怖くないですか?急な人間不信発言すみません。やっぱり長い期間一緒に活動していないと全然相手のことを知ることができないので、この人には何が向いているのか、逆に自分は何が向いていると思われているのか、全く分かりませんね。だから「自分にはこれができます!だから任せてください!」みたいに自己アピールとかした方が良いのでしょうか、言い方によっては逆になにも信用されなくなる気がしますが。(笑) 


でも自分のこと・自分らしさを伝えることって、何らかのコミュニティにいるときに結構必要なことなんじゃないかな?と思っています。もちろん無理やり自己開示するのは違うけど、「自分はこういう理由でこのコミュニティに入って、こういうことが得意です、逆にこれが苦手です、これからはこの活動に力を入れていきたいです」ということを伝えた方がメンバーの信用性も高くなるし、仕事を割り振る側の立場の人も「この人にぜひ仕事を任せたい!」って思うんじゃないかな???ということを考えました。適度な自己開示は人を信頼する・されることに繋がるのでは!



⑦人との関わり方~コミュニティや団体は自分1人のものではない~

これやりたいあれやりたい、といったことを気づいたら自分だけめっちゃ言っていたり、他の人の意見を全否定してまで自分の意見を貫き通したり。もしそういう方法で進めたいのであれば、それは1人で取り組んだ方が多分効率が良いです。


コミュニティ活動の中で最も魅力的なことは、やっぱり「自分1人では考えられない他の人の貴重な意見が生まれる場所」であることだと思います。1人でやるのもちろん良いけど、せっかくコミュニティの中で活動しているなら、他の人の意見も入れながら案を練っていった方が絶対おもしろいです。そうじゃないとコミュニティ活動の魅力をつぶしてしまう気がします。


もちろん明らかに方向性が違う意見が出ることもあるかもしれません。でも、その方向性の違う意見の中にも重要な情報があるかもしれないから、出た意見は全部捨てずに、そこから必要な情報を切り取って良い折衷案を見つける過程がコミュニティ活動の醍醐味だと感じました。それが自分にとってとても魅力的でした。


正直自分は意見を出したいというよりは、色んな人から出た意見を全部聞いたうえで、その意見から出た要素を全てうまいこと組み込んだ最強の案を考えることの方が好きです(笑) それを考えるのが楽しいです。だから出てきた意見は否定しないで1回最後まで聞いてみたいタイプです。すごくワクワクします。







ということで今回はコミュニティ・団体活動を通して気づいた人との関わり方について書きました。これからも色んなところで活動する機会があると思うので、今後もたくさん学んでいきたいです!! おつかれさまでした!





おまけ
ロックフェスのチケットが当たりました!! 大歓喜!!! 夏なのでまだ先なんですけど、めちゃ楽しみです。このフェスは中学校3年生のとき以来行っていなかったので、ほんんんんんとうに楽しみです! モチベ増えました、やったー!



メンバーの想い
220件
そーた
2023.06.24

とっしーの考え方にはいっつも勉強になってます、
1人で取り組んだ方が効率はいいけど、何人もと協力した方が多様な意見が出て1人では思いもつかなかったような結果に辿り着くこともあるもんね!
最近やっとそう感じれるようになった!
人との関わりってほんとに大事だよね、改めて考えさせられた記事だった!

としかげ
2023.07.06

こちらこそ、そうたの行動力とかしごでき能力はいつも刺激になっていて、自分も頑張ろうって思うきっかけになります… あとそうたの記事もしっかり拝見させて頂いております。これからもとても楽しみです。笑

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