カンボジアの子どもたちが「幸せ」と感じる時

10期スタツア局の岩田花音です!!


今回は、去年の夏に行ったスタツアやMichiiiiの支援活動を通して学んだことを共有したいと思います!

最初に、質問があります。

「皆さんは、今、幸せですか?」

私は幸せと答えます!

カンボジアの子どもたちにも、同じ質問をしました。

私の予想では、あまり幸せでないという答えが多いと思っていたのですが、実際は、「幸せ」と答える子がほとんどでした!

カンボジアは、まだまだ都市と農村部の格差は大きく、私たちの支援先であるグラフィス小中学校の子どもたちも、決して裕福とは言えない生活を送っています。

村人のほとんどが農家で、自給自足の生活を送っています。子どもたちも、家の仕事を手伝ったり、親が出稼ぎへ行っている場合は、周りで助け合いながら暮らしていました。

なのに、なぜ子どもたちは「幸せ」と答えたのでしょうか。

幸せと感じる瞬間を聞いてみると、

ほとんどが「家族と一緒にいられる時」でした。

栄養の偏った食事、行き届かない教育、不衛生でインフラが整っていない生活環境。

それなのに、子どもたちはいつも笑顔で私たちを迎えてくれます!

逆に、日本は治安も良く、教育基準も高く、平均寿命も世界でトップです。本当は世界一幸せな国と言っても良いはずなのに、実際に「幸せ」と感じている人は少ない印象です。

私が、スタツアに参加をして、カンボジアの人々は、心に余裕があり、気楽に暮らしている人が多いなと感じました。

少ない収入、最低限の住まいでも、心が豊かで、最大限に人生を楽しむ人が多いなと思いました。

家族や友達、好きな人との時間を大切にし、会話を楽しみ、歌を歌ったり、スポーツをしたり、地域の人と交流したりなど、身の回りの小さな幸せを大切にすること。

先のことばかり考えず、"今"自分ができる楽しみを大切にして生きること。

1日1日を大切にして暮らすこと。

これらは、カンボジアの人々から学んだことです!

一方、先進国の人は、今の自分の幸せをあまり自覚せず、周りと比較してしまったり、高望みをしてしまっている人が多いなと感じます。

私たちの生活や恵まれた環境が決して当たり前ではないことに感謝し、身の回りの小さな幸せを大切にして過ごしていきたいです!

現在、コロナウィルスの影響で中々外出できず、友達や好きな人に会えない毎日が続いていると思います、、、

私も、春のスタツアが中止になり、子どもたちに会えず、とても悲しいです😭

そんな今だからこそ、お家の方との時間を大切にしてみるのはいかがでしょうか!!

皆さんも体調に気をつけて、お過ごし下さい!!!

スタツア
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