カンボジアという国は、時間の流れがとてもゆっくりに感じます。
街にはトゥクトゥクが走り、土ぼこりが歩いている私たちにかかっても、その匂いがどこか懐かしくて「帰ってきた」という気分にさせます。
かれこれカンボジアには3回訪問しました。
訪れるたびに景色はガラッと変わっていて、カンボジアは発展途上の中にあるのだと改めて感じるのです。
カンボジア人は貧しいというイメージが日本では強いかもしれません。確かにそうかもしれない。
しかしカンボジア人はそれ以上に印象的な部分がたくさんあるんです。
例えば、カンボジア人は自由気ままな人が多いです。
平日の昼間でもハンモックの上で寝ている人もたくさんいます。
そしてみんなとても優しいです。
治安が悪いと思われがちですが優しい人は、知らない私たちにも笑顔で手を振ってくれるんです。日本ではまずみられない光景ですよね。
そして、なんといっても子どもたちの目が輝いています。
子どもの笑顔を見ていると、貧困=不幸せという考え方は間違っていたのだと気づかされるのです。
私たちはこの子どもたちの笑顔を守るために活動しています。
9期はもうスタツアに行く機会はありません。
しかし私たちの原動力である子どもたちとまた会うために、
9期みんなでカンボジアに帰るのが私の今の夢です。
よし! 引退まで子どもたちのためにがんばろう!