言語化が苦手だから。

今日の日まで、長らく筆を持つことをしませんでしたが、ようやくはじめての寄稿を決意した、井上太壱です!


初めに軽く自己紹介を。

現在、早稲田大学国際教養学部の2年生で、風の会では第24代運営委員会の事務局長を務めさせていただいています。

「事務局長」というと堅苦しく聞こえてしまいますが、要はNPOとしての法人運営(定款や内部規則の管理・役員登記手続き等の法人業務などなど…)、会員のサポートをするのが僕の役目です。


自己紹介もほどほどに、実は僕、今の今まで記事を一つも投稿していませんでした。風の会に所属してから1年半が経過するにも関わらず、何一つ記事の投稿をしていないのは僕くらいではないでしょうか…。

運営委員会のメンバーからの「事務局長なのに記事書いてないってどういうこと!?」という声が今にも聞こえてきそうです。ごめんなさい。

さて、私が初めての記事を書こうに書けなかったたった一つの理由は、すべて「思考の言語化が苦手だから」という言い訳に帰着します。


自分の考えていることや思うこと、今後の目標や未来の夢を言語化する行為って、何かに取り組んでいたり、何かを達成しようと努力していたり、そうでなくても人生を生きていく上で、とても大切なことだと思います。形はなんであれ、思考の言語化ができれば、過去を振り返ることも、未来を見つめ直すことだってできます。「あの時の自分、こんなことを考えてたんだな」っていう過去の自分も「こんな目標や夢が自分にはあるんだ」っていう未来の自分も、言語化する行為一つで再確認できます。

でも、実際に文字や言葉にして、自分の思考を誰かに伝えることって本当に難しいし、これをできる人は心から尊敬します。心の中ではモヤっと漠然とした何かがあるけど、いざそれを言葉にしようとすると上手くいかない。そんな経験が幾度となくある僕にとっては、普段から日記を書いたり、手書きの手帳を持ち歩いてメモを取ったり、もちろん記事として世間に発信したりしたこともありません

これが、僕が今日まで記事を書かなかった言い訳です。


でもこうしてせっかくの機会を頂いているのだから、今後はトレーニングも兼ねて、出来るだけたくさんの記事を書いていきたいなと、漠然とした目標を立てました。

幸いにも風の会には、思考を言語化する作業に没頭している仲間がたくさんいるし、はたまた僕と同じように言語化が苦手でありながら既にたくさんの記事を書いて訓練をしている仲間もいます。


言語化のトレーニングをするなら今しかない!

だから僕は、この場所をお借りして、思考の言語化に挑戦しようと思います。最初の記事はそれはそれは拙い文章とやたら長ったらしい文章になりそうではありますが、「トレーニングの最中なんだな」と、温かい目で見守っていただければ幸いです。

それでは、またいつかの機会に!


来年は何本の記事が書けるのかな…。