「当たり前」の教育だと思ってた

まずはあなたについて教えてください！

① ニックネームを教えて下さい！ 

素直に「太壱」「太壱さん」って、名前で呼ばれるのがイッチバン嬉しくなります！ありのままの自分を認めてもらえている気がして。

② 学年を教えてください！ 

気付けばもう大学3年生。ビジョンも目標もなかった1年生の頃からもう2年半が経ったんですね…⏳

③ あなたの思う⾃分らしいエピソードを教えてください！ 

好きなことにはとことん向き合う性格を一番表しているのは、YouTube出演をしたことだと思います笑 お笑いが大好きで、中でも飛び抜けて大好きな『ジャルジャル』さんのリモートコントの動画がYouTubeのどこかに転がっていますね…見つけた方なんているんでしょうか👀

次に団体について教えてください！ 

活動の中で、⼀番印象に残っている思い出があれば教えてください！ 

絶対不動の第一位は、2019年8月のカンボジアへの渡航です。きっとこれは、僕の人生においても大きな意味を持つほどの経験かつ思い出だったなって思えます！

自分が信じてやってきた支援も、自分が正しいと思ってきた価値観も、自分が疑っていなかった実情も、実は少しずつ「現実」とは違うんだって痛感させられたんです。

僕が生まれてから、小学校・中学校・高校・大学と、当たり前のように歩んできた教育の道は、カンボジアという国では遥か遠い夢のようで、限られた人にしか与えられない特権みたいなものだったんです。大学進学ならまだしも、小学校や中学校ですら満足に通うことのできない環境に身を置く子どもたちは珍しくない。そんな現状を目の当たりにした時の衝撃は、「当たり前」の思い込みが激しかった当時の僕にはあまりにも大きすぎました。

今まで目に留まることのなかった現地の状況や、聞くことのできなかった子どもたち・関係者の声や、体験することのできなかった子どもたちとの交流に、すべて触れることができたあの3週間は、僕の人生に影響を与えてくれた大切な時間でした。

皆さんのこれからについて教えてください！ 

① 皆さんの活動を通して社会に伝えたいことは？ 

 「世界には、あなたが力になれることがたくさんある！」っていうことですね。

正直、具体的なビジョンも目的もないままに飛び込んだ風の会で、自分が2年半以上教育支援に携わることになるとは思っていませんでした。それを可能にしてくれたのは、「こんな自分にも、救える人や変えられる環境がある」という事実に気づかせてくれた風の会のおかげだと信じています。

だから、僕たちの活動を目の当たりにした方々、興味を持ってくれた方々、活動や理念に賛同してくれた方々に、同じように感じてほしいと思っています。

② 活動を通して、あなた⾃⾝(もしくは団体として)、これからどうなりたいですか？

発展途上国や貧困地域を支援する国際機関や国際協力団体は、世界中に数えきれないほど存在しています。でも、数ある団体の中でも、「風の会にしかできないこと」は、「現地に寄り添った支援を模索する」ことだと思うんです。最後まで相手のことを考え、最後まで諦めず、最後まで未来への希望を託そうとすることのできる環境は、風の会だからこそ。

そんな風の会には、どの団体にも負けない、「相手目線の支援」を提供し続けてほしいと願っています。
そして僕も、どんな将来の道を歩んでいても、誰かに寄り添いたいという信念に従った生き方をしたいと思っています。

③ そのために明⽇からアクションすることを宣⾔してください！

→ 引退まであと1ヶ月。僕が風の会に残せることはそう多くありませんが、今はただたくさんの会員と話がしたい！と思っています。

彼らの考えていること・ビジョン・実現したいことをとことん掘り下げ、悩む彼らの手助けが少しでもできれば、僕の2年半は無駄じゃなかったって思える気がします。

最後にひとこと、意気込みをどうぞ！

引退は終わりじゃない。何かを残して、笑顔で風の会を去る！