住み続けられるまちづくりを

 皆さんこんにちは。
 Vent arrière月曜担当の白川です。

 今回はSDGsの目標11「住み続けられるまちづくりを」について書いていこうと思います。突然ですが、皆さんにとって「住み続けられるまち」とはどんなまちですか?きっとそれは人それぞれ違うと思います。ちなみに私にとって住み続けられるまちは人と人とのつながりが深く、ゆったりと暮らせるようなまちです。都会か田舎かと言われれば田舎で暮らしたいという思いが強いです。

 しかしながら、現在都市部で生活する人は世界の人口の約半分にあたる35億人と非常に多くなっており、このまま急速に増え続けると推測されています。そうすれば当然、多くのエネルギーが必要になったり、その人たちが移動するのに車を使えば排気ガスも多くなり大気汚染にもつながっていきます。さらに、特に日本のような自然災害の多い国では、都市部が被害を受ければ国にとって大打撃となります。

 他にも都市部に人が集まることで出てくる問題はありますが、持続可能な社会を作るためには生活する「まち」、「ひと」が持続可能でなければなりません。そのためにSDGsの中にこのような目標も組み込まれたのだと思います。具体的にはすべての人に基本的なサービスが行き渡るようにしたり、災害に強い建造物を建てたり、文化遺産や自然遺産の保護というようなことも目標として掲げています。

 では住み続けられるまちづくりをするために私たちに何ができるのでしょうか。このSDGsの記事を通して繰り返し言っていることだと思いますが、小さな事でも良いからなにか行動を起こせば、それが巡りめぐって大きな事へとつながっていくと思います。身近なところからまちをきれいに保ったり、災害についての知識を得たりすることが始めやすいのではないでしょうか。自分が数年後、どんな街に住みたいのかイメージすると自ずとやるべき事が見えてくると思います。
 ではまた来週✋

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