先ずはダイヤモンドの原石になる・・・

最近読んだ本の中に、『まずはダイヤモンドの原石になる』という言葉がありました。
磨けば光るダイヤモンドの原石・・・。人は誰でも磨けば光るとか、若者に「君たちはダイヤの原石だ」という話はよく聞いたし、私もよく使いもしました。

確かにダイヤモンドの原石なら磨けば光るけど、それがただの石ころなら石は光ってもダイヤモンドにはならない。人間も同じで、人間には潜在能力が十分にありますが、どのような考え方を持てば成長できるのか?どんな人間性を目指すべきか?によって変わると思います。それを積極的に学んでしっかりした考え方を持ち、目標に向かって努力できる人がダイヤモンドの原石になれると思います。

私はクインテットに入社して7月で1年が経ちました。この一年間Pandoに携わることでビジョンやマインドを意識するようになり、いろいろな気付きを得てダイヤモンドの原石になるチャンスはあったのだと思います。ただ、私はこの一年、愚痴ばかりで、それに向けて努力すること無く、なんの成長もしない、自分を腐らせていた気がします。

愚痴の愚は、愚かという意味。そして愚痴の痴は知識の知に「ヤマイダレ」で、知=考え方が病にかかったことを『痴』というそうで、愚痴をいうことは、『考え方が病んでる愚かな人』という意味だそうです。広辞苑には、『言っても仕方がないことを嘆き悲しむこと』とあります。これでは、結果を残せないのは当然だったと思いました。「良いこと思うことを見たり聞いたり勉強したら、実行せよ」と古くからよく言われていますが、気付き学んでも、愚痴ばかりで行動に移す努力をしなかった点は、1番の反省点です。

それに、IT業界という初めての世界で、基本も分かっていない中、策に溺れていたように思います。学生時代、テニスを始めたときに、上手くなりたいと思った時、上手な先輩の打ち方を真似て、素振りをしたものですが、仕事でも生き方でも、立派な人の考え方を真似することでいつかはそれが自分のものになり、できるようになるのだと思います。そして、それには学ぶ態度として素直な心が必要だと思います。

二年目、これからは、愚痴ではなく夢を語り、素直な心で、考える力、想像力を行動に移す「実行力」を身に着ける。
積極的に学んでしっかりした考え方を持ち、目標に向かって努力し、ダイヤモンドになるために、ただの石ころではなく、先ずはダイヤモンドの原石になることを目指します!

☆最後に、吉田松陰の言葉を紹介したいと思います。
   志を高く持て 知識を磨け 精神を養え 行動せよ

Qwintet life
182件

関連記事