9月20日に開幕したラグビーW杯も残すところあと僅か。日本代表の闘いは先日の南アフリカ戦をもって終幕しましたが、日本代表チームから心に響く多くのメッセージを頂きました。スポーツ教育の視点からも、特筆すべきものばかりです。彼らからのメッセージを改めて振り返ってみたいと思います。
個人的に最もインパクトのあったメッセージは、彼らのラグビーに対するひたむきな姿勢です。ライブではもちろん、スクリーンを通してでも伝わってくる「熱」。彼らのプレーには、「人生を賭して闘っている」と思わせる「熱」があります。
昨日の会見で、強化委員長は「…、この3年間本当に身を削っていろいろなものを犠牲にして手に入れた偉業だと思います」と総括。さらにリーチ主将は「…。ベスト8に行ったこと、すごくうれしいです。そのためにたくさんの犠牲を払ってきました。」とコメント(https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191022-00309995-toyo-soci&p=2)。彼らの想像を絶する「覚悟」は、試合後のインタビューや記者会見での「犠牲」という言葉にも象徴されています。
翻って、今の自分はどうだろう?仕事に対する姿勢は?覚悟は?熱は?…。いや仕事じゃなくても、あそこまで追求しているものは?自分の選択した道をひたむきに生きてる? 自問自答すると、彼らの域には遠く及ばないことに気付かされます。フィールドは違えど、改めて彼らのラグビーに対する姿勢には感服するばかりです。
彼らからのメッセージを無駄にせぬよう、やれることから着手したい。まずは、今の自分にとって、人生を賭するに値する使命・目的・目標が何であるのか考え直すことから始めてみたい。