食べタイを知ったのは、様々なサークルが紹介されるオンラインでの新歓イベントでした。他のサークルの説明を聞くために見ていたのですが、その時に偶然食べタイの紹介を聞きました。
「NIPPON TABERU TIMES」自他ともに認める食いしん坊の私は、ただただ、TABERUというその言葉に惹かれました。
↑いつか絶対もう一度食べたいと思っている
「グリル佐久良」のビーフシチュー
そしてサイトを見てみると一次産業の方々の記事がたくさん載っていました。今まで農業などへの興味がなかったので、ちょっと違ったかな・・・と思いながら見ていました。
しかしその中で、ある言葉が目に留まりました。食べタイについての説明の中にあった、なぜ日本の農業・漁業は課題だらけなのかその根本は「作る人と食べる人の『分断』」である、という部分です。
そこで、ふと思いました。
先述の通り、私は自他ともに認める食いしん坊で、ずっと食べることだけは本当に大好きで、食べ物のことばかり考えています。
しかし、私は、切り身となった魚、きれいに袋詰めされた野菜など商品の形をした食べ物しか知りません。食べ物は「誰かが作ってくれたもの」ということを忘れてしまっていたことに気づきました。
まさしく、食べ物を「作ること」と「食べること」の分断が私の中で起こっていることに気づきました。
そのことに気づいてから自分の周りを見てみると、意外と身近に田んぼがあること、畑仕事をしている人がいることに気づきました。農業が身近にないのではなく、私の意識の問題だったのです。
農業についてもっと知りたい、食べ物がどのように作られるのか知りたい、と思うようになりました。
そのためには、食べタイは最適です。実際に生産者さんに会って話を聞くことができるのですから。
食べることは生きることであるから、身の回りで食べ物に関する話題は尽きません。いつテレビをつけてもおいしいもの特集をやっているし、SNSではおいしそうな写真であふれかえっています。
そんな中で、今目の前にある食べ物がどのような人がどのような思いで作ったのか、それを知ることができたら、毎日のご飯がもっとおいしく、楽しくなるに違いありません。
↑愛するパン屋さん「nonon」
一次産業について何も知らないひよっこです。
これから食べタイの活動の中でたくさんの人に話を聞いて、食べ物を作ることがどういういうことなのか学んでいきます。
そして、まだまだいろんな顔があるであろう食の世界を追求していきたいです。