私が食べタイに入った理由

こんにちは。日本食べるタイムス、早稲田大学大学院環境・エネルギー研究科修士2年の山本遼です。今回は、私が食べタイに入った理由について記事を書きます。

きっかけは、昨年同じ地域経営プロジェクトという授業を取っていたかこちゃん(奥野香子)に誘われて、以前から一緒にプロジェクトしてみたいと思っていたので、話をもらったときに最後の1年に食べタイで一緒にやってみたいと思い、ジョインを決意しました。

きっかけはかこちゃんからの誘いでしたが、理由のもう1つに「食べタイで成長したい」というのがありました。私はもともと、祖父母が農業をしているということから、こだまという農業サークルを立ち上げ、今も活動しています。こだまに今年コロナ禍で20人以上の新入生が入会してきたのですが、そのかわいい後輩たちを見たときに「後輩の成長のために、リーダーのポジションが確約されている環境ではなく、よりレベルの高い環境に身を置いて成長したい。」というのがありました。食べタイメンバーとは以前から何人か交流があったので、「レベルの高い環境でチームに貢献することで成長したい」と考え、入会を決めました。食べタイで成長し続けることで、食べタイの後輩や、こだまの後輩に、常に成長し続けることの大切さを背中で見せたいと思います。

食べタイのやりがいですが、こだまでは「引っ張るリーダー」なので、食べタイで「平の立場でみんなが過ごしやすい雰囲気作りに貢献するか」という課題にチャレンジしていることにやりがいを感じます。

食べタイにはいろんな地方の大学に通うメンバーがいます。日々農家との距離の近いメンバーもいれば、私のように東京の大学で農家にすぐ駆け付けられないメンバーもいます。

私もコロナさえなければ農家に飛んでいきたいですが、コロナ禍ですし、全員が同じだけ農家とコンタクトはとれません。じゃあ、東京の大学に通って農家には駆け付けられない自分の役割は何か。

私の役割は、農家に直接取材に行けるメンバーの取材をサポートできるような視点の提供であったり、将来できるようになる取材に向けて、自身も知識を蓄え、他のメンバーの良さを引き出すようなサポートをしたりしています。また、将来取材に行ってくれる仲間を増やすため、興味を持ってくれたメンバーが食べタイに入りたいと思うような雰囲気づくりにつとめています。

今後は、今の役割を全うし、チームのパフォーマンスが最高になるように貢献したいと思います。個人的に農家さんの所得向上に貢献したいという思いはありますが、食べタイメンバーのモチベーションが上がればその目標に近づけると思います。

引っ張るリーダーも好きですが、バックアップを経験するのは心地よいです。大学入った頃は生意気でヤンチャな無鉄砲キャラでしたが、今は新しい自分を開拓できたことで、「学生団体プレーヤーとしての寿命」が延びていると思います。大学生ですら、2年生か3年の前期でサークルは引退ですから、大学院生の多くは、サークルや学生団体に入っていません。「自分は院生だから」と学部生中心の団体に所属するのをためらう院生もいたりしますが、ダサいプライドは捨てて、飛び込むことが大事だと思います。

そういう意味で新しい自分を開拓できて、幸せを享受できてる自分は幸せです。

卒業するときに、「やまりょうが来てくれてよかった」と言葉にされずとも、みんなが思ってもらえるような貢献をできればうれしいです。











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