【私の好きな〇〇】 私のお気に入り小説は、皆さん一度は聞いたことがあるあの本!

こんにちは! ディスカッションサークル「ゼロ」が学術のさやかです。

今回は、私のお気に入りのミステリー小説

"And Then There Were None" (邦題:『そして誰もいなくなった』)

を紹介します!

この小説の著者は、かの有名なアガサクリスティ(Agatha Christie)です。

彼女は、1890年にイギリスで生まれました。

彼女が発表した推理小説の多くは世界的なベストセラーとなり、「ミステリーの女王」と呼ばれました。

皆さんも、『オリエント急行殺人事件』など、他の著作も
どこかで聞いたことがあるのではないでしょうか?(^▽^)


私がこの本に出会ったのは、大学1年生のころの英語の授業がきっかけです。

授業の課題の一環で、英語の本を1つ読まなければなりませんでした。

そこで選んだのが、"And Then There Were None" (邦題:『そして誰もいなくなった
』)
です。

元々ミステリー大好きなのですが、これまで読んだことはありませんでした。


この小説のおもしろポイントは3つあります!

1つ目は、謎めいた一つの詩をベースとして、それになぞらえた殺人が次々に起こっていくということです。詩の最初は以下の文から始まります。


"Ten little soldier boys went out to dine; 
(10人の兵隊さんが食事に出かけた)
One choked his little self and then there were nine."
(一人が喉を詰まらせて、9人になった)
"Nine little soldier boys sat up very late;
(9人の兵隊さんがおそくまで起きていた)
One overslept himself and then there are Eight."
(一人が寝過ごして、8人になった)
・・・



いかがでしょうか?この先どうなるんだろうってちょっぴり怖くないですか?

もし詩の全文が気になる方は、是非実際に本を手に取って見てみてください!

2つ目は、謎の人物 ”Owen”によってソルジャー島に集められた10人には、実は意外な共通点があり、話が進むごとにその実情が明らかになっていくということです。

(※登場人物が多いので、名前を覚えるのはちょっと大変ですが・・・)

3つ目は、ラストの伏線の回収の仕方がとても鮮やかであるということです!
最後まで読んで、やっとタイトルに隠された意味がわかります。

"And Then There Were None" (『そして誰もいなくなった』)

時間に比較的ゆとりがある夏休みに、皆さん是非手に取って読んでみてください!
(英語版でも日本語版でも)

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