50cm.メンバー自己紹介 代表・内野そら

こんにちは!

学生団体50cm.4代目代表 高校2年の内野そらといいます。

この記事では、私の50cm.での活動に対する想いや、目指していきたい未来などをお話しさせていただきます。


私は、小学校の頃から貧困などの社会問題に関心を持っており、中学生になってからは教育に問題意識が向くようになりました。

そのきっかけは学校と塾での勉強内容や受け取る受験情報、生徒の意識に大きな差を感じたことです。学校の授業では、塾に通っている生徒は聞く意味が無いと感じて塾の課題をやり、かたや勉強が苦手な生徒は退屈して居眠りする、という光景が日常でした。そこで、勉強の必要性や面白さを知ることができない学校の環境に問題意識を抱いたのです。(私が通っていた学校に関して個人的に思っていたことです。学校教育そのものを否定する意図はありません。)

学校だけでは知ることができない広い世界に触れることができれば、将来の選択肢が広がり「もっと学びたい」気持ちに繫がるはず。そして、その気持ちに応える学習環境が整っていればなりたい自分に近づけるはず。

しかし、全学生にそんな機会がある訳ではないのです。例えば、地方の生徒は大学進学のイメージが持ちにくいことがある。例えば、お金がない生徒は気軽に参考書が読めない。例えば、不登校の生徒は授業が受けられない。「辛かったら休め」と言われても、休んだ分は本人に借金が返ってくる。


そんなもやもやを心の端っこに抱え、高校に入学しました。そこで同じ学校に通う先輩から紹介していただいたのが「50cm.」。

これまで何も社会的な活動をしたことがなかった私にとって、一歩踏み出すチャンスでした。

入団してからは、もともと興味があった教育だけではなく、コンテストへの出場や記事の作成を通して、様々な社会問題の現状や私たちにできることを少しずつ学んでいきました。

中でも、大きな転機となったのは昨年秋から冬にかけて団体で出場した「キャリア甲子園」。私たちは2004チーム中48チームが残る準決勝までコマを進めました。自分一人ではなく誰かとここまでのことを成し遂げたことが初めてでした。今まで、集団で活動するときは、自分の意見を主張した結果周りが引いてしまうか、周りの雰囲気に迎合して自分を失ってしまうかのどちらかだったので、同じ熱量で意見をぶつけ合って納得いくまで毎日夜中まで会議したことが本当に楽しかったし、メンバーには感謝しかありません。

またビジネスプランを一から自分たちで作る経験を通して、自分たちでもできる!という自信がつきました。

これから個人としても、学生に、後悔のない選択と十分な学習環境を提供するサービスの開発をしていきたいと考えています。


50cm.では、SDGsという入口から社会問題を広範囲に扱っていくため、メンバーごとに違った視点から世界を見ていて、ミーティングで話していてもおもしろいです。これからその多様な視点を活動の中でより多くの人に還元していきます。

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