2人の2回生と考える、教育とLearnBoのこれから

こんにちは。LearnBo副代表のもとのりです。

今回はちなつみほの2人の2回生に教育やLearnBoについてインタビューをしていきます。外国語学部でありながら教職課程の授業を履修し、教育について強く関心のある2人から、いったいどんな話が聞けるのでしょうか?


「教育」に興味を持ったきっかけ

ちなつ 私は小学校と中学校は自分の校区の学校に通っていました。小学校と中学校って、受験をしない限りは勉強する環境を自分では決めることが出来ないですよね。だから、どんな環境で勉強できるのかは運の要素が強いと思います。私の場合は、小・中の9年間、すごく恵まれた環境で過ごすことが出来ていました。

しかし、高校で出会った友達の中には自分と真反対の環境で過ごしてきた人もいました。その頃から、自分の努力の外で勉強する環境を決められてしまうという現状に疑問を持ち始めました。自分の努力の範囲外で、学ぶ機会や内容、質に差が起こることは良いことではありません。この現状を変えたい!と思ったことが教育に興味を持ったきっかけです。

みほ 私が教育に興味を持ったきっかけも、地域間の教育格差に疑問を抱いたところからでした。私はちなつとは正反対で、勉強する環境にあまり恵まれていませんでした。中学校に入る前に引っ越したのですが、引っ越した先の周りには進学校や塾もなかったですし、友達にも進学や勉強に対して熱意のある子が多くいるわけではありませんでした。良い環境で勉強しようと思うと、高いお金を払って遠くの塾に行かなければなりませんでした。

そこで初めて、良い環境で勉強するためには学力だけでなくお金も必要だということに気付きました。住んでいる場所が違うだけで行ける大学の幅や将来就く仕事の選択肢が狭まることはあってはならないことだと思います。自分が都会の大学に出てたくさんのことを学び、将来それを田舎の子ども達に還元していきたい、と考えています。

LearnBoの一員として1年間活動してきて気付いたこと

ちなつ LearnBoだからこそ出来ることをたくさん経験出来ていることがとてもありがたいです。LernBoは発足してまだ1年の団体なので、年間のスケジュールや活動内容なども固定されていません。なので、次から次へと新しいニュースが飛び込んできて、常に進化しています。自分がこれまでに経験したことのなかった、イベントの企画やそのイベントをやるに当たって外部組織と連携することなどを学生である今させてもらうことで、自分の成長につながっていると感じます。

みほ アイデアを出したらそれに賛同してくれて、更なるアイデアを出してくれて、形にしようと協力してくれる仲間がいることがとても心強いです。また、メンバーにもいろいろなバックグラウンドを持った人が揃っているので、たくさんの刺激ももらえています。

自分の教育観も広がっていると感じますし、様々なイベントを企画・開催することで教育の形っていろいろあって良いんだな、という発見もありました。

これからLearnBoをどんな団体にしていきたい?

ちなつ もっと規模の大きい団体にしていきたいです。ただ人をたくさん入れるのではなく、いろいろな分野に興味のある人を集めていきたいです。LearnBoは教育団体ではありますが、様々な分野に興味のあるメンバーが増えていくことで自分たちが出来ることも増えていきます。そこで新たな教育の形も発見出来るかもしれません。活動の幅が広がっていけばLearnBoという団体はもっと魅力的なものになっていくと思います。しかし、大きな団体になったとしても、子ども達に学びを楽しんでもらうという活動の本質は見失わないようにしたいですね。

みほ 今は先輩方に引っ張っていってもらっている状態ですが、私たちが引っ張っていく側になったら自分たちだからできることを追い求めていきたいです。上に立つ人が変われば多かれ少なかれその団体の色は変わります。先輩方がこのようにしていたから私たちもこうしよう、ではなく、私たちが上に立っているからこそ出来ることを積極的にやっていきたいです。

このようにしてたくさんの色が混ざり合うことで、LearnBoは更に良い団体になっていくと思います。


教育、LearBoについて2人の想いをアツく語ってもらいました。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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