勝ちたい上級生と勝ちに拘らない下級生 

今年は春季リーグや春のリーグ戦がないことや部活動自粛でこの相談は今のところ少ないが、毎年この時期になると

『下級生やる気がない問題』に悩むチームが出てくる。

自粛後に、この問題に各チームぶつかる可能性があるので書いてみようと思う。


先輩達が熱く語っても、なかなか後輩達が動かない場合はこんな話を私からさせてもらってる。



実は『後輩やる気がない問題』は毎年ループしている。

過去にこんな事があった。

Aさんが『チーム全体として、やる気がない』と相談してきた。

そんなAさんは1年前先輩に

『Aは問題児』と言われていた人物。

同級生達とつるんで先輩達に対してタテついたり、練習よりプライベートを優先していた。

下級生時代に適当にやってる姿を後輩や同期に散々見せておいて自分が上級生になったら

『勝ちたい!皆んなやる気ない!』

と相談しに来る。

要は下級生の時にやってた事が自分に返ってきてる。



【下級生諸君】

まさか、まさかとは思うけど、自分に関係ないと思ってる?

君達はこの光景を忘れてないか?

選手交代のコールがかかった時に、盛り上がる先輩と盛り上がらない先輩がいた事を、、、

スタンドで必死になって一緒に応援していた先輩がフィールドで名前を呼ばれた時、心から応援したんじゃないか?

今の行動は正に、そんな選手になれるかなれないかの瀬戸際。

試合に出られてないかも知れない。

怪我で上手くいってないかも知れない。

人間関係が上手くいってないかも知らない。

だから、今出来る事を考えて、全力でやるんだ!

必ず認めてくれる仲間がいるし、少なくても私は部活が終わって社会人になっても応援し続けますよ!

※写真は昨年、感動を与えてくれた西南学院大学平松くん。彼は、なかなか試合出場機会がなく本当に苦しんでいた。そんな中でもチームの為にサポートやPando普及に協力してくれながらも必死に練習していた。その結果、試合に出場した際には相手を無失点で迎えチームに貢献した。

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