自己分析事例 (私の中学時:部活編)

自己分析の話をしている中で『エピソードがなかなか思い出せない』などの声をよく耳にします。

就活・人生とかあんまり深く考えるとエピソードやその時の感情を思い出す事は難しいので、気軽に思い出した事をガンガン書いてみる事をおススメします。

皆さんの参考になればと思い、今日は私の中学時代(部活編)について書いてみたいと思います。


中学1年生(バスケ部に入部)


当時、私がハマっていた漫画、それは『SLAMDUNK~スラムダンク』
スラムダンクを読んで私もバスケがしたい!と思いバスケ部に入部する事にしました。

当時の私は身長が低くクラスでは前から2番目でしたので、試合に出場する為にドリブル・シュートのスキルや誰にも負けないスピードを身に付ける為に練習後も自主練を行っていました。

1年生秋(バスケ部退部)挫折経験


3年生が引退して、監督が『ガードは1年の太田でいく』とチームに伝えました。
同じポジションに先輩が5人いた事もあり、努力して良かったと心から思いました。

しかし・・・

次の日から先輩達から悪質なイジメがスタートします。

最初は我慢していましたが、どんどんエスカレートしていきました。

そして、最終的には更衣室で3人の先輩から・・・

こんなチーム辞めてやる!
バスケへの情熱や勝ちたい、活躍したいという気持ちが一気に無くなりました。
親や先生にも相談できずに『冷めた』という一点張りで部活を退部

1年生冬(バレーボールとの出会い)


1年生の冬にバレーのクラスマッチがあった。
母がバレーをしていて小学校の時から練習について行って少しやった事があったので、活躍する事ができた。
クラスマッチ終了後にバレー部の顧問の先生から『バレー部に来ないか?』と誘われ練習に参加。
練習は厳しかったが、先輩達が優しく接してくれた事からバレー部に入部する事になった。
先に入った同級生に負けたくない!この想いが情熱を再燃焼させてくれた。

2年生春(自分の実力を思い知る)挫折経験


基礎がある程度、出来るようになった時期に突然チャンスが訪れた。
選手交代で名前を呼ばれ初の試合出場。
『しっかりアピールしてレギュラーになってやる』と期待に胸躍らせながら試合に出場したものの

全く通用しない。

スパイクは全部止められる。
ブロックアウトを狙う技術もない。
何をやっても上手くいかない・・・
最終的にフェイントのオンパレードしたタイミングで選手交代。
ベンチに戻ると『なぜ、勝負から逃げた?』と先生からビンタの嵐、、、
ビンタの嵐これは時代という一言で収めよう。
ちなみに、ビンタされながらベンチから壁まで、どんどん下がっていき壁を背にビンタされ続けられ私は思った。
このまま、俺死ぬな~っと・・・笑

2年春(失敗を成功に変えるために)


初出場の試合が終わった夜、ほっぺの痛みと悔しさで、ほとんど寝る事が出来なかった。
特に試合終わってからのニヤニヤしてこちらを見てきた奴の顔が頭から離れない。
=のちにニヤニヤしてきた選手とは凄く仲良くなるのだが、それは別の話。

身長がない選手は、どうしたらいいか?

身長が高かった顧問の先生ではなく、身長が低い女子バレーの顧問の先生にアドバイスをもらいに行った。

そして、先生から頂いたアドバイス・練習方法を素直に実践してみた。
もう、これでダメなら仕方ない!と思って真剣に取り組んだ。

2年冬(劇的な変化)成功体験


161㎝という身長で高校のリングを掴めるほどのジャンプ力が身に付いた。

滞空時間が長くなった事で攻撃の幅も増え、チームで最もボールが集まる選手に成長することが出来た。

チームも強くなり、市内の強豪校と互角に戦えるようになり県内強豪校の練習会に呼ばれるようになった。

3年春・夏(顧問の移動・チーム崩壊・引退)挫折経験


3年生の春、顧問の先生が移動になり後任にバレー未経験の女性の先生が就任された。

最初の挨拶で『私、わからんけんアンタ達で練習メニュー考えてやって~』と言われた私達が最初に思ったこと・・・

これできつい練習から解放される~

しかし、その結果、まったく勝てないチームになってしまう。

そして気づく私達が成長出来た理由は、厳しい練習だけでなく毎週のように強豪校と試合をする事が出来たからだ

気づいた時には既に遅く、全員が思うようにいかない、思うように動いてくれない、それぞれが不満を持っている状況の中でチームは最悪の雰囲気になる。

そして、私達は区の大会で今までに一回も負けた事のない相手に負け2位で市大会に出場。
一回戦で敗退という最悪の結果で部活を引退する事になった。



最後まで読んでもらって分かると思いますが、決して人に誇れるような部活動生活ではありませんでした。

しかし、ここでの失敗体験が実は結構その後の人生で役に立っていたり自分の考え方を形成しているな~と感じる事があります。

そして今回、ハイキュー!!という漫画を使わせてもらいました。

皆さん、漫画を読んでいてこんな事あったな~って思う事ありませんでしたか?

漫画を読む時にも自己分析のヒントはあります!と伝えたかったので漫画の画像を使わせて頂きました。

自己分析についてわからない事があれば気軽に聞いてくださいね!

それでは

山羽 教文
2020.08.05

自分のストーリーを作成するのに、とても参考になるね。
別に、凄いことを書く必要はないんだよね。当時を振り返りながら、楽しかったこと、嫌だったこと、悔しかったこと、恋したこと、喧嘩したこと、…、などなど。あるいは、入学式、運動会、音楽会、文化祭、卒業式、バレンタインデー、…のようなイベントを思い出しても良いかも。
思い出されたことは、何かしらのインパクトがあったってことだから、そのインパクトの要因を考えてみれば良い。いや、感じてみれば良い。
きっと、改めて気づくことがあると思う。今の自分に繋がることが。まずは、それをそのまま受け止めよう。否定することも、肯定することもなく。

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