記事を読んでくださってる皆様、本日もありがとうございます。感謝・感激です!
残暑が厳しく全国の約半分の都道府県がコロナ過で緊急事態宣言の影響を受ける中、皆様にお変わりがないことを願っております。
本日は「若手社員に求めること」をテーマにしております。
私は仕事上、若手社員の方々と関わることが多く会社からは「次世代育成プロジェクト」という大切なミッションの全社のリーダーを任せていただいております。
今回のテーマはあくまで個人的な意見です。考え方というのは十人十色でありますが会社で働くという事は多くの人が集まり同じ目標に向かい切磋琢磨し成果を出し報酬(給与)を得る場所だという事については大半の方が同じ考えなのではないでしょうか。
有限である人生の時間の一部を会社で働くという事に対して何となく働き何となく報酬(給与)を得て何となく歳を取るのはもったい無いと感じませんか?あくまで個人的な意見ですが私はものすごくもったいないと感じます。
20歳から60歳まで働いたとする以下の数字を見てみましょう。
【時間】
①20歳から60歳までの総時間
350,400時間・・・1日24時間×365日×40年間
②-1 仕事の時間:職場拘束時間(8時30分~18時30分と仮定)
98,000時間・・・1日10時間×245日(年間休日120と仮定)×40年間
②-2 準備・通勤時間(当然もっと長い方もいらっしゃいます)
14,700時間・・・30分(準備時間)+1時間(往復の通勤時間)×245日×40年間
③ 睡眠時間
116,800時間・・・1日8時間×365日×40年間
④自由時間
130,700時間・・・350,400時間ー98,000時間ー4,900時間(最小)ー116,800時間
【割合】
A.仕事関連(②-1勤務時間+②-2通勤時間)
約32%
B.休息(③睡眠時間)
約33%
C.プライベート(自由時間④)
約35%
こう見ると仕事に関する時間はAの3割と少ないようで多く感じます。この仕事関連の約3割2分は残りのBとCの合算7割8分に大きく影響することは言わずと知れたことです。仕事に費やす時間を有意義なものとすることが出来れば特にCに対してはもっと有意義な時間へと変えていくことができるのではないでしょうか。32%をなんとなくで過しても人生はそんなに変化はしないのではないかと私は思います。しかし全力で32%へ取り組む事で人生が大きく変わるかもチャンスは生まれるかもしれません。何も変化のない人生より変化が生まれる可能性に力を注いでみませんか。
また仕事は人生そのものを豊かにしていくことにつながると私は思っております。
そんな中、当社は簡潔に言うと「仕事を通じて豊かな人生を創っていこう」という理念があります。
給与というお金の面は生活をしていく(生きていく)上で必要不可欠であり人生の豊かさに直結すると思いますが、あるお寺のお坊さんは人間の究極の幸せ(人生の豊かさ)は、「1つは愛されること、2つ目は誉められること、3つ目は人の役に立つこと、4つ目は人に必要とされることの4つ」であり、愛されること以外の3つは仕事を通じて得られると説いておられ心の豊さは人生につながるものだという事を教えてくれておられます。私も人の役に立ちたい、人に必要とされたいという想いの中で仕事に取り組んでおります。
私個人の意見ではありますが若手社員や新入社員の方達に求めることとして真面目であるということが大前提となります。個人的に思う真面目さとは目の前の仕事や目標へ真剣に取り組むことはもちろん重要ですが取り組む姿から同僚、先輩、後輩、上司の方達へ良い影響を与えることが出来るかどうかだと思っております。仕事上多くの人達と関わってきましたが、いつも明るく元気で何事にも前向きに取り組み不平不満を口にしない人は組織やチームに必ず良い影響を与えているなと感じます。
また気配りができるということも求める事の一つです。困った人に対して自身の手を止めてでも手を貸したり、聞く耳を立てて困ってそうな人に対し「どうしたの」と声を掛けられる人は素晴らしいと感じますし自身の間違いに対して「ごめんなさい」とすぐに言える事や助けてもらったら「ありがとう」と心から言えているなと感じる人は周囲から多くの助けを自然にもらい仕事がスムーズに進んでいると感じます。
これらのことは文章でみると当たり前と感じると思いますが歳を取れば取るほど出来なくなる方が多いのも悲しい現実です。できなくなる理由としては様々な要因がありますが立場や職位、経験年数というプライドが1番の要因と感じます。立場や職位、経験年数に応じて変化するものは「求められる仕事の内容や結果」です。当然任される予算は大きくなり仕事へ携わる社員へのマネジメントも必要となります。ここで勘違いが生まれることで変なプライドが出てしまうのではないかと思っております。経験年数が長くなれば仕事量も当然増えます。またやるべきことが多くなり求めらる成果が大きくなるからこその立場や職位であり、その立場や職位に成るにはある程度の経験や結果・成果が必要であるというだけの事なのです。先輩や上司の方達は決して人間的に偉いわけでも無く人間的に出来ているわけでもないのです。 何よりも出た結果や成果に対しては運もありますし自分一人で対応できることは限られており周囲の協力があってこその自分という事を理解し周りの方達に感謝することが大切ではないかと私は思います。
若いうちから上記の事を意識して上司の方、先輩の方を支えていくこということも人生そのものを豊かにする事につながるのではないでしょうか。必ずその姿勢は先輩、後輩へ伝わります。お互いを尊重しが支え合う事で素晴らしいチームが生まれるはずです。逆に自分の事ばかりで周りの声に耳を貸さない、流行りの言葉で言うとマウントを取ったところでチームはバラバラになり得られるはずの成果も得られず結果自分自身にたくさんの事が返ってきてしまいます。「お山の大将」なんて言葉に該当しないよう注意です!
もう一つ求める事として「考える」という事です。仕事は誰からか与えらるものではなく何をするかを考え自ら進めていくものであると思います。いわれた事を言われた通りにこなすだけではまるでロボットのようで得られるものは少なくなると感じませんか?例えば、販売している商品に対してお客様から質問を受け、答えられない、わからない事があったとします。皆さんはどうしますか?「即、先輩や上司の方に聞く」それも正解だと思いますが、まず自分自身で調べてみてそれでもわからないようであれば上司や先輩に聞くというステップが大切だと私は思います。私の若い時とは違いインターネットも普及した昨今、ほとんどの答えがインターネット上に掲載されておりある意味先輩や上司の答えより正確です(笑)
この面倒な1ステップは自分自身の知識の財産となります。試験の事を思い返してみてください。興味を持って調べて学んだ事(好きな教科)はかなりの確率で長い間記憶の一部に残りますが試験前の一夜漬けで得た知識は試験の後には記憶から抜け落ちてしまう事がほとんどではないでしょうか。(一夜漬けをしたことがない方には理解不能ですよね・・・)
「考える」は多岐にわたります。何事も「何をするか」から「考える」という事が重要です。何かをやろうと決めて何も考えずに手を付けてもゴールは遠回りになってしまいます。まずはゴールに対して何をする必要があるのかを棚卸す事=何をするかを考える事がゴールに対して効率的に向かうことへつながると私は考えております。そして棚卸した事に対して手を付ける前にまた考えることを繰り返して進んでいく事こそ最善な結果が生まれると個人的に思っております。
最後に私たち人間は完璧な人などいません。必ず何かしらの欠点があります。その欠点を直そうと努力する事が大切です。自分で自身の欠点に気付き直そうと努力することも重要ですが大半は第三者から指摘をされて気付かされるのではないでしょうか。その指摘に対してふてくされたり聞く耳を持たない事は本当にもったいないと私は思います。指摘を受ける事をチャンスと捉え真摯に自分自身と向き合い直す事ができれば人生そのものは人間的な成長から生まれる豊かさにつながっていくと私は信じております。私は上司の方達からの指摘は当然ながら同僚や部下、家族、友人、知人からの指摘にも必ず耳を傾け教えてくれて「ありがとう」という感謝の気持ちを持ち直す努力を怠らないようにしています。私自身も過去に偉くなったと勘違いし天狗になってしまい失敗をしてきた経験もありそこから得た貴重な体験を今も自分自身へ言い聞かせて戒めております。
社会人として生きる私たちを車として見立てると人生という道は交差点だらけです。その道には信号機のように赤や青そして黄色と周囲の方達が進むべき道を常に案内や注意してくれているはずです。その案内を見落とさずに大切にして青のときは全力で進み黄色のときは無視する事なく考え赤は必ず一度止まってこれまでの在り方を見つめ直すようにすると豊かな人生という目的地に辿り着くのではないでしょうか。
残暑が厳しく全国の約半分の都道府県がコロナ過で緊急事態宣言の影響を受ける中、皆様にお変わりがないことを願っております。
本日は「若手社員に求めること」をテーマにしております。
私は仕事上、若手社員の方々と関わることが多く会社からは「次世代育成プロジェクト」という大切なミッションの全社のリーダーを任せていただいております。
今回のテーマはあくまで個人的な意見です。考え方というのは十人十色でありますが会社で働くという事は多くの人が集まり同じ目標に向かい切磋琢磨し成果を出し報酬(給与)を得る場所だという事については大半の方が同じ考えなのではないでしょうか。
有限である人生の時間の一部を会社で働くという事に対して何となく働き何となく報酬(給与)を得て何となく歳を取るのはもったい無いと感じませんか?あくまで個人的な意見ですが私はものすごくもったいないと感じます。
20歳から60歳まで働いたとする以下の数字を見てみましょう。
【時間】
①20歳から60歳までの総時間
350,400時間・・・1日24時間×365日×40年間
②-1 仕事の時間:職場拘束時間(8時30分~18時30分と仮定)
98,000時間・・・1日10時間×245日(年間休日120と仮定)×40年間
②-2 準備・通勤時間(当然もっと長い方もいらっしゃいます)
14,700時間・・・30分(準備時間)+1時間(往復の通勤時間)×245日×40年間
③ 睡眠時間
116,800時間・・・1日8時間×365日×40年間
④自由時間
130,700時間・・・350,400時間ー98,000時間ー4,900時間(最小)ー116,800時間
【割合】
A.仕事関連(②-1勤務時間+②-2通勤時間)
約32%
B.休息(③睡眠時間)
約33%
C.プライベート(自由時間④)
約35%
こう見ると仕事に関する時間はAの3割と少ないようで多く感じます。この仕事関連の約3割2分は残りのBとCの合算7割8分に大きく影響することは言わずと知れたことです。仕事に費やす時間を有意義なものとすることが出来れば特にCに対してはもっと有意義な時間へと変えていくことができるのではないでしょうか。32%をなんとなくで過しても人生はそんなに変化はしないのではないかと私は思います。しかし全力で32%へ取り組む事で人生が大きく変わるかもチャンスは生まれるかもしれません。何も変化のない人生より変化が生まれる可能性に力を注いでみませんか。
また仕事は人生そのものを豊かにしていくことにつながると私は思っております。
そんな中、当社は簡潔に言うと「仕事を通じて豊かな人生を創っていこう」という理念があります。
給与というお金の面は生活をしていく(生きていく)上で必要不可欠であり人生の豊かさに直結すると思いますが、あるお寺のお坊さんは人間の究極の幸せ(人生の豊かさ)は、「1つは愛されること、2つ目は誉められること、3つ目は人の役に立つこと、4つ目は人に必要とされることの4つ」であり、愛されること以外の3つは仕事を通じて得られると説いておられ心の豊さは人生につながるものだという事を教えてくれておられます。私も人の役に立ちたい、人に必要とされたいという想いの中で仕事に取り組んでおります。
私個人の意見ではありますが若手社員や新入社員の方達に求めることとして真面目であるということが大前提となります。個人的に思う真面目さとは目の前の仕事や目標へ真剣に取り組むことはもちろん重要ですが取り組む姿から同僚、先輩、後輩、上司の方達へ良い影響を与えることが出来るかどうかだと思っております。仕事上多くの人達と関わってきましたが、いつも明るく元気で何事にも前向きに取り組み不平不満を口にしない人は組織やチームに必ず良い影響を与えているなと感じます。
また気配りができるということも求める事の一つです。困った人に対して自身の手を止めてでも手を貸したり、聞く耳を立てて困ってそうな人に対し「どうしたの」と声を掛けられる人は素晴らしいと感じますし自身の間違いに対して「ごめんなさい」とすぐに言える事や助けてもらったら「ありがとう」と心から言えているなと感じる人は周囲から多くの助けを自然にもらい仕事がスムーズに進んでいると感じます。
これらのことは文章でみると当たり前と感じると思いますが歳を取れば取るほど出来なくなる方が多いのも悲しい現実です。できなくなる理由としては様々な要因がありますが立場や職位、経験年数というプライドが1番の要因と感じます。立場や職位、経験年数に応じて変化するものは「求められる仕事の内容や結果」です。当然任される予算は大きくなり仕事へ携わる社員へのマネジメントも必要となります。ここで勘違いが生まれることで変なプライドが出てしまうのではないかと思っております。経験年数が長くなれば仕事量も当然増えます。またやるべきことが多くなり求めらる成果が大きくなるからこその立場や職位であり、その立場や職位に成るにはある程度の経験や結果・成果が必要であるというだけの事なのです。先輩や上司の方達は決して人間的に偉いわけでも無く人間的に出来ているわけでもないのです。 何よりも出た結果や成果に対しては運もありますし自分一人で対応できることは限られており周囲の協力があってこその自分という事を理解し周りの方達に感謝することが大切ではないかと私は思います。
若いうちから上記の事を意識して上司の方、先輩の方を支えていくこということも人生そのものを豊かにする事につながるのではないでしょうか。必ずその姿勢は先輩、後輩へ伝わります。お互いを尊重しが支え合う事で素晴らしいチームが生まれるはずです。逆に自分の事ばかりで周りの声に耳を貸さない、流行りの言葉で言うとマウントを取ったところでチームはバラバラになり得られるはずの成果も得られず結果自分自身にたくさんの事が返ってきてしまいます。「お山の大将」なんて言葉に該当しないよう注意です!
もう一つ求める事として「考える」という事です。仕事は誰からか与えらるものではなく何をするかを考え自ら進めていくものであると思います。いわれた事を言われた通りにこなすだけではまるでロボットのようで得られるものは少なくなると感じませんか?例えば、販売している商品に対してお客様から質問を受け、答えられない、わからない事があったとします。皆さんはどうしますか?「即、先輩や上司の方に聞く」それも正解だと思いますが、まず自分自身で調べてみてそれでもわからないようであれば上司や先輩に聞くというステップが大切だと私は思います。私の若い時とは違いインターネットも普及した昨今、ほとんどの答えがインターネット上に掲載されておりある意味先輩や上司の答えより正確です(笑)
この面倒な1ステップは自分自身の知識の財産となります。試験の事を思い返してみてください。興味を持って調べて学んだ事(好きな教科)はかなりの確率で長い間記憶の一部に残りますが試験前の一夜漬けで得た知識は試験の後には記憶から抜け落ちてしまう事がほとんどではないでしょうか。(一夜漬けをしたことがない方には理解不能ですよね・・・)
「考える」は多岐にわたります。何事も「何をするか」から「考える」という事が重要です。何かをやろうと決めて何も考えずに手を付けてもゴールは遠回りになってしまいます。まずはゴールに対して何をする必要があるのかを棚卸す事=何をするかを考える事がゴールに対して効率的に向かうことへつながると私は考えております。そして棚卸した事に対して手を付ける前にまた考えることを繰り返して進んでいく事こそ最善な結果が生まれると個人的に思っております。
最後に私たち人間は完璧な人などいません。必ず何かしらの欠点があります。その欠点を直そうと努力する事が大切です。自分で自身の欠点に気付き直そうと努力することも重要ですが大半は第三者から指摘をされて気付かされるのではないでしょうか。その指摘に対してふてくされたり聞く耳を持たない事は本当にもったいないと私は思います。指摘を受ける事をチャンスと捉え真摯に自分自身と向き合い直す事ができれば人生そのものは人間的な成長から生まれる豊かさにつながっていくと私は信じております。私は上司の方達からの指摘は当然ながら同僚や部下、家族、友人、知人からの指摘にも必ず耳を傾け教えてくれて「ありがとう」という感謝の気持ちを持ち直す努力を怠らないようにしています。私自身も過去に偉くなったと勘違いし天狗になってしまい失敗をしてきた経験もありそこから得た貴重な体験を今も自分自身へ言い聞かせて戒めております。
社会人として生きる私たちを車として見立てると人生という道は交差点だらけです。その道には信号機のように赤や青そして黄色と周囲の方達が進むべき道を常に案内や注意してくれているはずです。その案内を見落とさずに大切にして青のときは全力で進み黄色のときは無視する事なく考え赤は必ず一度止まってこれまでの在り方を見つめ直すようにすると豊かな人生という目的地に辿り着くのではないでしょうか。
思いやり、感謝
心の豊さは人生につながる
仕事は人生そのものを豊かにしていくことにつながる
記事を拝読しながら、大切な人としての原点をつい見落としてしまい、心が狭くなってしまうことに、改めて目を向けることができました。心に響くお話しをシェアしてくださり、誠にありがとうございます!
コメントありがとうございました。
偉そうな事を言うつもりはありませんが、せっかくの人生ですから豊かにしたいですよね。
少しでも言葉が伝わりとても嬉しく思います。