はい、みなさん、こんにちは!
久しぶりのひるまです。
長い間、間が空いてしまってすみません泣
今年もあと一か月と少しということでもうすぐ忘年会の時期ですね。忘年会というとなんか大人のイメージがあるので私には関係ないような気がしますが、日本では年末の恒例行事だと思うので、今回は忘年会の意味や目的について紹介していきたいと思います。
■忘年会の本来の意味とは?
“忘年会”という言葉は、鎌倉時代に行われていた“年忘れ”という行事に由来します。当時の年忘れは、貴族や武士が集まって連歌を読み
あう厳かな年中行事。現在のようにワイワイと盛り上がる飲み会ではなかったようです。江戸時代にはその風習も変わり、庶民が“一年
の苦労をねぎらう会”として反省の意味を込めて杯を交わしていたようですが、まだ恒例行事ではなかったのだとか。一方で武士階級は、忘年会ではなく“年初めに新たな気持ちで忠誠を誓う会として“新年会”を行っていたようです。
■年末にかけて開催される忘年会はいつから始まった?
忘年会が現在のような年末の恒例行事になったのは明治時代。夏目漱石の「吾輩は猫である」という有名な小説に初めて“忘年会”という言葉が登場しました。この頃には、年末に実家へ帰省しない学生たちやボーナスを得た官僚たちが、一年の締めくくりにお酒を飲みに行っていたことから忘年会として定着していったようです。
■日本では恒例行事の忘年会、英語圏にもあるの?
忘年会は日本特有の行事であり、アメリカやイギリスなどの英語圏にはありません。私のホストファミリーもそういうのはないかな
っと言っていました。忘年会を意味する類語もなく、英語で表現するなら
“year-end party”や“end of year partyとなるんじゃないかなと思います。
■忘年会の目的とは?
忘年会の目的は会社の忘年会、友だちとの忘年会でそれぞれ違うみたいです。
[会社の忘年会の目的]
会社が忘年会をする目的は主に2つあります。
1つ目は“社員を慰労するのが目的の忘年会”、
2つ目は“接待としての忘年会”です。
1,【社員を慰労することが目的の忘年会】
会社で働く社員の一年間の苦労をねぎらうことが主な目的です。部署ごとや課ごとに行われ、会社から補助金が出る場合もあるような正式な会が
これにあたります。納会を兼ねて行われる場合もあるようですよ。
2,【接待としての忘年会】
会社の取引先を接待し、今年のおつき合いに対するお礼と、来年の良好な関係を築くための挨拶をすることが目的です。特に取引先との関わりの多い営業職は、このような忘年会で忙しい時期でもあるようです。
[友だちや仲間との忘年会の目的]
一年の反省の意味を持つ忘年会ですが、友だちや仲間うちで行う場合は、もっと気軽な意味合いが強いでしょう。仲良しグループでの“一年お疲れ様会”で
あったり、年末帰省してきた旧友と“お久しぶり会”といった目的で、忘年会という名目で行っている場合が多いかもしれません!
■忘年会を行うのに適した時期とは?
一般的には11月下旬~12月下旬が忘年会シーズンと言われおり、多くの会社が12月中旬に行っているようです。一年の締めくくりには12月下旬の方が適しているように思われますが、年末休みに差し掛かり業務が立て込む時期でもあることから避けられる傾向にあります。
■忘年会で一年を振り返って、新しい気持ちで新年を迎えよう!
忘年会は大人になると当たり前のように行われる行事です。
その起源は意外にも古く、今とは全く異なるもので調べていて興味深かったです。忘年会して、気持ちよく新年を迎えられるよういつもやってない人もまだ学生の人も家族や友達と忘年会計画を立ててみても良いかもしれませんね♡
日本人はお正月に気持ちを新しくするという文化が他の国より根付いている気がします。それも忘年会という慣習によるものなのでしょうか!
今年はCOVID-19 の影響もあり、忘年会をしにくい時期ですが、一年に一度このような場があると職場の雰囲気や友人との関係がより良くなり、これからの活動に精を入れられますよね!
忘年会の由来である年忘れは厳かだったとは、現代と雰囲気がかなり違いますね。それにしても、もう忘年会を思い出す時期だとは…一年なんてあっという間ですね。