おひさしぶりです。みょんです。
今回は、私が最近世界史の授業で習った「意外な日本とハワイの共通点」についてお話ししようと思います。日本人に大人気な観光スポットの一つであるハワイ。コロナウイルスの影響でハワイ旅行が中止になってしまった方もいらっしゃるかもしれませんが、この知識を得て、ちがう視点でいつかハワイ旅行を楽しんでみてください!
1.ハワイと日本の歴史的背景
ハワイ旅行をした際、
「あれ、日本語話せる人多いなぁ。」
「日本人大好きなのかな。」
と感じたことはありませんか?このように、ハワイの方が日本に親しみを持っていることは、ただ日本人観光客が多いからという理由だけではないのです。
19世紀後半、アメリカには南北戦争後奴隷制度の改革から、低賃金で働く中国系移民が多く入国します。しかしその影響で白人との利害対立が発生し、中国系移民の入国が禁止されてしまいます。そこで中国系移民の代わりとして増加したのが日系移民です。
1868年、多くの日系移民がハワイ、カリフォルニアへ行きました。この移民の子孫となる方が今でもハワイにはたくさんいらっしゃるということです。
しかし1924年、排日移民法が制定され日経移民も禁止されてしまいます。そこでアメリカの代わりに移民先としてあげられたのが、ブラジルです。
2.盆ダンス
明治時代の移民によってハワイに持ち込まれた日本文化の一つに、盆踊りがあります。
今でもハワイ各地で盆踊りのお祭りがあり、みんなで踊っているそうです。
3.アロハシャツ
今ではハワイ特有の印象が持たれているアロハシャツですが、このアロハシャツも元々は日本発祥のものだったそうです!
ハワイに日本人が出稼ぎに行った際、作業着として切られていたのは「パラカ」というポルトガル人が持ち込んだ、青いチェック柄の開襟シャツでした。その後、日本人は母国から持ち込んだ着物が擦り切れて着られなくなった際に、その着物をパラカ型に切り取って子供用に仕立て直し、子供に着させていたそうです。
世界恐慌後、景気回復につれてアメリカ本土からハワイへたくさんの観光客が流れます。その際、彼らは和柄のアロハシャツを好んでお土産として買っていくようになりました。
4.マカデミアナッツチョコレート
今では超定番のハワイのお土産であるマカデミアナッツチョコレートですが、このお菓子も、元々は日本人が作ったものだそうです。
同じく日経移民だったマウイ島に暮らしていたタキタニ夫妻が好んでいたチョコレートとナッツの組み合わせを友人に勧めたところ、大好評になり、これをきっかけに二人は長年の夢であったお菓子屋さんを創業することになります。
こうして創業したのがハワイアンホーストのホノルル社です。
いかがだったでしょうか。意外なところにもハワイは日本と深い関係があり、様々な面で日本の影響が残っていることをお伝えできたでしょうか。
これからハワイへ旅行へ行かれる際はこのような残っている日本の文化を探してみても楽しいかもしれません。
ハワイが歴史的に日本と関わっているのは知っていましたが、まさかアロハシャツが日本発祥だったとは驚きでした。
ハワイの代名詞としても使われるような有名なものが実は日本由来ものであった話ですね🧐 とても感慨深いです。
ハワイと日本にこんなに繋がりがあったなんて知りませんでした!ハワイに行く機会があったら、現地の人と盆ダンスやってみたいです笑
アロハシャツやマカデミアナッツ=ハワイという認識だったので、日本人が関わっていたとは驚きです。いろいろなところで日本の影響が残っていて嬉しいですね。
アロハシャツが日本発祥なのは本当に眼から鱗でした!
でも確かに、大きな花をあしらったりする点では、着物と似ていて妙に納得です笑