2022/8/18 ラッキーセブン活動報告

今回もご覧いただきありがとうございます。
チームラッキーセブンの活動報告になります。
最後までお読みいただけたら幸いです。



目次
①合宿まで
②合宿中
③合宿後




①合宿まで

定期試験期間から合宿にかけて、私たちはシミュレーションにまつわるコードの執筆を行ってきました。
中身としては、ランダムな位置に点(ノード)を生成し、それを線(リンク)で繋げることでネットワークを形成するというもの。
そのネットワークをサプライチェーン(供給網)とみなし、モノを輸送させるというモデルを考えていました。
作成の途中経過を示したものが、前回、松本が記事で紹介していたものになります。

しかし、岩尾先生にご紹介いただいた『ネットワーク科学』という本を読み進めるうちに、シミュレーションで生成するモデルを変更すべきなのではないかという考えに至ります。
そこで、合宿当日を迎えました。


②合宿中

合宿開始後すぐに、ネットワーク科学の輪読の内容や今後の方向性について共有しました。
そこで合宿では、主に二班に分かれて活動することにします。
一つがNetLogo班、もう一つがAnyLogstix班です。

NetLogo班では、主にコードの執筆を行います。
合宿中では、作成するモデルが変更になることもあり、進捗としては現状不十分だと考えています。
作成するモデルとは、先ほどのものとは異なり、予め生成しておいた正方格子上の格子点に、ランダムに点(ノード)を生成するというものです。
ネットワーク科学の内容も踏まえ、形としては他のネットワークと相違ないのではないかと踏んでいます。

AnyLogistix班では、主にツールの使い方について習得していきました。
実際に使用して分かったこととしては、

地産地消モデルの消費規模の場合、卸売市場はメリットを発揮できない可能性がある

生産地・消費地モデルの規模の場合、一つの消費地圏(例えば東京含む関東だけ)に向けた輸送では、卸売市場はメリットを発揮できない可能性がある

③対して、生産地・消費地モデルの規模において、複数の消費地圏(東京・大阪・名古屋など)に向けた輸送では、卸売市場がメリットを発揮できる可能性がある

の三つがありました。
研究をする上で、非常に有効な知見を得られたと考えています。

詳しくはぜひ、今回の記事に添付した中間報告の内容もご覧いただけたらと思います。


③合宿後

今後に向けては、
①8月中に一旦モデルを作成する
②論文執筆は9月以降に始める
③個人、または複数人で空いてる時間を利用して出来る限りNetLogoのコード執筆を行う
を、していきます。

私たちの班は、シミュレーション環境を作成するのが非常に大変です。
メンバーの知を結集させる形で、最終的には素晴らしい論文を完成させられたらと思います。





最後までお読みいただきありがとうございました。
ぜひこれからも、チームラッキーセブン、そして岩尾俊兵研究会をよろしくお願いします!!



  • 中間発表.pdf

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