チームぽん 夏合宿 活動報告

こんにちは、皆さんデビルマンはご存じでしょうか?
トラウマになってしまいそうな解像度で「人間の業」が描かれた点が魅力的なアニメ化もされている永井豪先生の作品です。

岩尾ゼミでは夏合宿に川崎に行ったのですが、「devilman crybaby」は川崎が舞台となっており、作中で登場するSF感の強い河原町団地を見ることができ、アニメ好き、建築好きな私としては一人で興奮していました。
「devilman crybaby」のOPを担当している電気グルーヴの楽曲も最高なのでぜひ聞いてみてください!
そんなチームぽんの齊藤です。

今回は8/10、11に行われた夏合宿での進捗報告や今後の展望、個人的な振り返りを記します。

目次
  • 進捗報告
  • 今後の展望
  • 振り返り

進捗報告

我々の班は論文テーマを「企業内のディスコミュニケーションとその影響」から「企業内のフリーライダーと生産性」に変更するという大きな決断を下しました。

とりわけ「フリーライダーは中小企業の生産性に対しどのように作用するのか」をリサーチクエスチョンとしています。そのうえで、既存のフリーライダーの定義に該当する者を再分類し、その中には企業の生産性に対して必ずしもマイナスに作用しない者も含まれると仮説を立て、従来フリーライダーとされていた人材がプラスに働く状況やその条件、フリーライダーをいかに扱うのが企業の生産性を向上するうえで大切になるのか等について研究しています。

これについて、岩尾先生との会話の中で「フリーライダー組織論」として研究結果を発表したら面白そうだという話が上がりました。個人的にも論文集や書店で見かけたら中身が気になってつい手に取ってしまうような秀逸なネーミングだと思いました!

また、テーマに従った具体的な論文の骨格やそのうえでどのような情報の収集が必要か 、シミュレーションモデルはどのような形にするか等について協議を重ねました。

具体的には以下のような話題に関して意見を出し合いました。
  • そもそもフリーライダーとはどのような状態の人をいうのか
  • 考え得るフリーライダーの功罪
  • 生産性に焦点を当てた場合の再分類の軸
  • フリーライダーとされる人々が実際に企業のパフォーマンスに如何なる影響を与えているのか
  • シミュレーションモデルとして活用できそうな既存のモデル

今後の展望

仮説を検証するために必要なシミュレーションモデルの作成とより詳細な論文の骨格の構成の決定、実際にその内容を書いていく作業を期限から逆算し、各々の予定をすり合わせながらタスクを可視化して割り振り、進めていく必要があります。
論文を完成させ、それを高次なものにするためには幾度もの校正作業が必要とされるので、9月のなるべく早い段階で形として完成できればと思います。


個人的な振り返り

ディスコミュニケーションをテーマとしていた我々からすると皮肉なものですが、テーマを変更するに至った事が示すように我々の班内でもディスコミュニケーションがあったように思います。他責思考ではなく、他者のことも自分事と捉え自分の関与できる変数とすることの大切さを再認識しました。テーマは変更しましたが、どのようにすれば円滑なコミュニケーションが可能なのかについては学習を重ねていこうと思います。他グループのチームワークに羨ましさを感じることがあったので、折を見てまずは他グループに話を聞いてみようと思っています。有用なノウハウはゼミ内で共有し、来年以降にも引き継ぎ、より良いゼミにしていけたらと思う合宿でした。

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