Let's Join MUN! 開催レポート!! 前編

皆さんこんにちは、石川です。そろそろYouTuberみたいに特徴的な挨拶を考えたいところですね。
そんな冗談は置いておいて、今回は昨日6/14(日)にLet’s MUN!が主催したオンライン模擬国連会議、その名も「Let’s Join MUN! 初心者会議」の報告をお届けします!

議題について

今回の議題は「核軍縮」でした。高校模擬国連では、第6回の全日(全国大会)の議題になってから様々な会議で使われてきたわけですが、初心者でも扱いやすい議題だったのかなと思います。その理由は

  • 核問題は日本人にもなじみ深い
  • 各国がはっきりとした主張をしている=立場が曖昧でグレーな部分が少ない
  • 議論もそこまで専門的にならない

といった形ですね。とにかく初心者向けの議題だったので核軍縮を採用して正解だったと思っています。
論点としては、「核軍縮への取り組み方」「核兵器禁止条約への立場」「今後の方針」という3つを設定しました。特に「今後の方針」はどの国も発表していないため、大使自身がアイデアを出さなくてはいけないポイントでしたが、どの大使も素晴らしい政策を持ってきていて感動しました。

そして、今回の会議最大のポイントは、資料が全て団体オリジナルのものであること。議題解説書やポジション・アンド・ポリシー・ペーパー、提出書類のフォーマットに至るまで、全て自分たちで作成しました。資料作成時に参考にした資料はもちろん存在しますが、それらを大幅に加筆・修正することで、会議当日の最新情報を資料に掲載することができました。もちろん多大な労力がかかりましたが、他団体や他者から資料を借りているうちはできない、当団体の良さを存分に発揮できた部分だと思います。

テクニカル

今回のようなオンライン会議に比べ、オフライン会議はテクニカル面ではめちゃくちゃ楽です。必要な準備はマイクの接続、PCとプロジェクターの接続、メールでの文書送信といったくらいでしょうか。しかし、今回は会議を全てオンラインで行ったということで、普段とは異なる様々な準備が必要になりました。
まずは会議を行うためのミーティングアプリ。今回はコロナウイルス拡大後に注目を浴びているZoomを使うことにしました。これがとにかく便利で、アンモデのグルーピングはブレイクアウトルームという機能を使って再現できますし、挙手機能を使えば投票の再現もできます。また、冒頭の写真にも載っていますが、バーチャル背景に各国の国旗を設定することで誰がどの大使なのか非常にわかりやすくなっていたと思います。
会議資料の送信はGoogleドライブとビジネス用LINEを併用する形で行いました。Googleドライブで書類を一括共有すればメールをいちいち送信する必要もないですし、LINEで参加者をフィルタリングしてしまえば誤送信の可能性も防げます。個人情報漏洩にも細心の注意を払うことができたかと思います。


ということで前編はここまで!次回の中編は、会議本番に起きた流れをダイジェストでお知らせします!お楽しみに!