Try and error

こんにちは!!

10期、YUIです。今回は、"Try and error "について書きたいと思います。

みなさん、"Try and error "という言葉を聞いたことはありますか。意味としては、試行錯誤が日本語訳になりますね。

私たちは、年に2回、支援先であるGRAPHIS(グラフィス)小学校・中学校を訪問します。しかし、今年は、COVID-19 (新型コロナウイルス感染症)の影響により現地に行くことができませんでした。

代わりに、スタディツアー局が国内スタディツアーを企画してくれました。

そして、ある日のミーティングで、「現地のガイドさんにお願いして、学校を訪問してもらい、村長、校長先生、教師、生徒のみんなにインタビューはできないか。」という意見が出ました。私は、その時、正直、「現地と繋いで、インタビューは難しいのではないか。」と思いました。なぜなら、GRAPHIS(グラフィス)小学校・中学校は、小さな村にある学校であることから、良好な通信環境がないと思い込んでいたからです。また、感染症の蔓延により学校が休校であるという情報があったために、ガイドさん、村長、校長先生、教師、生徒が学校に来ることは難しいと思いました。

しかし、結論からお話しすると、現地とのインタビューが実現したのです。主観にとらわれては、いけませんね...。

私は、まだ、カンボジア王国という国も、GRAPHIS(グラフィス)小学校・中学校も訪れたことがなく、わずかな写真で現地をイメージしていました。そのため、オンタイムで現地の様子を見れた機会はとても貴重でした。現地の様子として印象に残っているのは、手洗い場の水が出なかったこと、グラウンドは、草が生い茂っていたことです。今年は、雨があまり降らなかったとお話しされていました。教室については、もし子どもたちが座っていたら、隙間なく埋まってしまうだろうなと想像しました。

団体としても、インタビューを行うことで、今後のビジョン決めや、どんな支援をしたら、教育環境の向上に繋がるかを考えるうえで大切な情報となりました。

一方で、チャレンジして実現させたインタビューについて、反省点も生まれました。例えば、「インタビューの時間が長引いてしまい、双方に疲れがみられた。」、「インタビューの際に、時々、ガイドさんとのコミュニケーションがとれていない様子があった。」などです。

○現地のニーズや現状を知るため、何を優先して聞くべきか厳選し、整理すべきであること

○質問を事前に考える時に、「やさしい日本語」を使うこと

○対面ではなく、オンラインだからこそ、大きく分かりやすく、相槌を打つことや反応をすること

反省点に対しては、上記のような改善策が挙げられました。一見、当たり前のような気もしますが、意識するしないでは、インタビューの質が変わってきますね。是非、今後のインタビューに活かしていきたいと思います。

国内スタディツアーを経て、オンタイムでやり取りをすることに特にトラブルは発生しませんでした。そこで、今後も、3ヶ月に一回程度で、現地と繋いで連絡をとってみるという提案も挙がっています。自分たちの支援内容、目的、目標と現地の状況や現地の人のニーズ、想いが一致しているか(Graphis小学校・中学校の皆さんとMichiiiiが同じ先を向いているか)確認することは大事だと思います。なぜなら、チーム(Michiiiiと現地の人々)で何かを達成したい時、皆が目標を共有することは欠かせないと考えているからです。

さて、今回は、Try and error のお話でしたね(^^;;


私たちは、現地訪問ができず、現地の変化状況を確認できないという団体としての乗り越えたい壁がありました。しかし、諦めずに、「インタビューを行いたい」という希望をガイドさんと現地の方々のサポートにより、実現することができました。そして、今年の春に入団したメンバー含め、団体として、現地を知り、学校についての情報をアップデートする機会になりました。また、インタビュー実施についての反省点や今後、取り組みたいことを見つけることもできました。

長々と書き連ねてしまいましたが...

総じて...主観に縛られず、トライすること、エラーすることは、どちらも、気づきをもたらしてくれることを学ぶ機会になりました!!今後も、この学びを心に留めて、活動していきたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます😊



メンバーの想い
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