支援の思い

久しぶりです。10期えりなです!

今回は支援の思いについて書きます。


Michiiiiでは3月5日~7日の三日間で国内スタディーツアーを行いました。

国内スタディーツアーでは、日本から石鹸を送ってグラフィスの衛生教育を支援したり、カンボジアについての勉強会を行ったりしましたが、その中の活動のひとつでカンボジアとZoomを繋いで現地の様子を知ることができました。そのような活動の中で思った事も含めて書こうと思います。


日本ではまだまだ猛威をふるうコロナウィルスですが、カンボジアでの感染者数は480人あまりで人口比の感染者数は、ベトナム、ラオスに次いで世界で三番目に少ないようです。また感染者の9割以上が現在では回復し、死者もまだ出ていません。また感染者も海外渡航によるものが多く、市中感染はほぼないようです。

しかし、グラフィスとZoomを繋いで現地の様子を見たとき、私は驚きました。本来なら手を洗ったりするためのタンクにためられた水は底をつき、実際に手を洗うための水はかなり汚れていました。また、トイレの衛生環境も良いとは言えないものでした。正直、こんな衛生環境で子どもたちが元気に暮らしていることが信じられません。そんな中で暮らす子どもたちの姿を見て、私たちが実際にグラフィスに行けるのはかなり先だろうなと思いました。もちろん、行けることならすぐにでも行きたい気持ちは山々ですが、、!

私は今まで、グラフィスに行くスタディーツアーこそがいちばんの支援であると考えてきました。ここ二回のスタディーツアーでも、マニュアルを決めるなど次にグラフィスに行けるときのことを考えてそれに向けたことを行ってきました。しかし、この国内スタディーツアーを通して、現地に行っての支援だけでなく国内からできる支援を考えることも大切であると思うようになりました。具体的な方法を挙げれるわけではないのですが、私たちの代ではまだ挑戦していなくて、でもできることがたくさんあるのではないかと思います。もちろんグラフィスに行って子どもたちに会いたい気持ちは山々ですが、こうなってしまった以上、グラフィスに行きたいとばかり言うのではなく、日本からできる支援に目を向けたいなと思います。


グラフィス小中学校に対する支援の想い
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