なぜカンボジアなのか

こんにちは!

静岡学生NGOあおい3年の村田幸太郎です。

みなさん、カンボジアと聞いてどんなイメージを持ちますか?

「貧しい国」
「地雷がたくさん埋まってる」
「治安が悪くて、危険な国」
「アンコール・ワットがある国」

多くの人はこのようなイメージを抱いているのではないでしょうか?
確かに間違いではありません。カンボジアは「開発途上国」という分類に入る国です。教育が受けれられない、インフラが整っていない、農村部での食糧不足、人身取引や子どもの搾取の横行といったさまざまな問題が山積みになっています。

でもどうしてカンボジアを選んだのか。そう思われる方も多いと思います。

私たちの先輩方がカンボジアを選んだ理由と私たちの共通認識として持っているのが、

・少ない資金で最大限の効果をもたらしたいから。
・学生でも活動しやすいのがアジア圏だから。
・カンボジアにおける児童買春問題が人権侵害の最悪の形態であると判断したから。

児童買春は、「最悪の形態の児童労働」と呼ばれています。この児童買春がカンボジアで横行しており、この問題に私たちの心のフックはひっかかりました。

また、自分があおいの一員として活動していて大事にしているのが、カンボジアという国が好きだということです。

大学に入って2回カンボジアに行きましたが、また来たいなと思わせてくれる国です。

ご飯も美味しですし、気候も温暖で過ごしやすい。そして何より、カンボジアの人たちはみんな親切でやさしいです!

そんなカンボジアの子どもたちのためにできることをしたい!という気持ちが大きいです。

でもどうして、カンボジアなのか。日本にも社会問題はたくさんあり、自国の問題を解説するのが優先ではないのか。そう思われる方もいるかと思います。

自分がカンボジアの児童買春問題に取り組む理由、それは「出会ってしまったから」です。

大学1年生の時、たまたまNGOあおいの紹介を聞いて、「カンボジアか、行ってみたいな〜」という軽い考えで入部しました。
しかし、あおいに入り、カンボジアの児童買春問題について知り、勉強し、実際に現地に行くと、他人事として捉えることができなくなりました。

たくさん文献を読んで勉強し、実際に現地で見聞きして、カンボジアの子どもたちを取り巻く問題を知りました。また、自分の目でカンボジアの子どもたちの状況を目の当たりにしました。

カンボジアの児童買春問題を自分事として捉え、「自分たちには何ができるのか」と考えるようになりました。

もう見て見ぬ振りはできません。

このように「縁があったから」こそ、カンボジアの児童買春問題に向き合っています!


最後までお読みいただきありがとうございました。