ドイツのコロナ状況

 皆さんこんにちは。
 Vent arrière 月曜担当の白川です。

 最近突然ネットの調子が悪くなったり、エアコンのリモコンが操作できなくなったり家ではなにかと面倒なことが起こっています。暑さでいろいろおかしくなっているのかもしれませんね。皆さんも身体に気をつけていきましょう。

 さて今週から一つのテーマについてメンバーがそれぞれ記事を書いていきます。今週のテーマは「コロナ渦の中、世界各国の感染状況はどうか?・どのような感染対策をしているか?」です。私はドイツのコロナ状況について調べてみました。というのも、ドイツは他のヨーロッパ諸国に比べて医療体制が整っており、死者数をぐっと抑えられているのです。

 現在のドイツのコロナ感染者数は217,290人、回復者数は197,083人、死者数は9,203人です。ちなみにフランスでは死者数が3万人を超えているのに対し、ドイツでは9000人程度に抑えられており、医療崩壊もしなかったのは医療大国ということだけでなく、しっかりとした対策をしていたからだと思います。

 ではどのような対策をしていたのでしょうか?医療面では、緊急でない手術は延期するなどして、常に集中治療室を空けるようにするなどして、病院の受け入れ態勢に余裕を持たせるよう工夫していました。
 経済面ではベルリンに住むフリーランスたちに申請から2~3日で約60万が口座に振り込まれる即時給付金が支給や、「操業短縮手当」という休業を余儀なくされた労働者の給与を国が助成する制度の要件の緩和などの支援がとられた。さらには風俗施設などへの宿泊の禁止を一部撤廃し許可したりもしています。

 このような政策を見てもわかるように、ドイツのメルケル首相はすべての人を救うということを第一に考えて対策をしています。またその対応の早さも日本と比べて早く感じますし、それも死者を抑えられている要因だと思います。同じコロナウイルスの対策といっても、各国の状況も違えば文化や国民性、政治体制など様々な要素が違いそれが政策にも関わってきます。他のメンバーもそれぞれ異なる国について記事を書いていくと思うので、そちらも是非読んでみてくださいね。
 ではまた来週✋

中田 智文
2020.08.10

ドイツが医療大国だとは知らなかったです。
一方、ドイツでは移民をたくさん受け入れている国ですが移民の人たちの、感染状況やその後についてとても気になりました。

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