【同志社大学体育会少林寺拳法部】今できることを考えやり抜く秘訣とは

例年通りの課外活動が難しい昨今の状況下でも、SNSにおける積極的な新歓活動など「今できること」を行っている同志社大学体育会少林寺拳法部。

なぜ彼らはこのような厳しい状況でも、ひたむきに努力を続けることができるのか。
今回はその秘訣を皆さんにお届けしていきます。

今回のインタビューは、主将で4回生のさん・3回生の黒川さん北田さんにご参加いただきました。

南 達也

同志社大学体育会少林寺拳法部

憲伸

同志社大学体育会少林寺拳法部

きただ

同志社大学体育会少林寺拳法部

同志社大学体育会少林寺拳法部ってどんな団体?

ーー少林寺拳法とはどのようなものなのですか?


少林寺拳法は1947年に香川県の多度津町で、宗道臣が創始した日本発祥の武道です。
相手をやっつけたり勝つことが目的ではなく、修練を通して、自信と勇気と行動力の3つを兼ね備え、慈悲心と正義感を持った社会で役立つ人材の育成を目的としています。

黒川
入部の際に、連盟から送られてくる冊子があるのですが、そこには技のやり方以外にも人づくりのことなどが書いてあるんです。そのような点からも少林寺拳法の目的は人材育成だと感じることができます。また、昇級試験の際に技だけでなくレポートの課題があるところにも人材育成の考えが表れていると思います。

ーー昇級試験にレポートがあるのは驚きですね。体育会少林寺拳法部の部員数や実績などを教えてください。


2回生から4回生合わせて30人以上の部員と5名の指導者で、週4日1回2時間ほど練習をしています。
実績に関しては、個人個人で変わってくる部分もありますが、関西学生新人大会で9連覇を達成しています。


ーー部にはどのような人が多いと感じますか?


大学4年間で何かを成し遂げたい、成長したいと考えている人や、単純に武道に興味がある人が多い印象です。
また、大会に向けて自分から練習をしたり、指導者に教えを乞いに行ったり、主体的に行動する人も多いと感じます。

ーー皆さんはどのような理由で入部をしたのでしょうか?


僕は成長したいという気持ちがあったことが大きいです。

同志社大学は第一志望でずっと目指していた学校だったので、合格したときにすごく達成感を感じました。そして次はその達成感をチームで味わいたいなと思い、「体育会」「初心者でも結果が出せる」「武道」という3つの軸で探し、少林寺拳法部に出会いました。

黒川
入部したきっかけは、美人な先輩に勧誘されたからです(笑)。冗談はさておき、僕は高校時代何もしなかったので、大学にいるうちに何かに打ち込みたいなと思っていて。

そんな中で、未経験でも気軽に始めることができ、人間成長を目的としている少林寺拳法と出会い入部を決めました。

北田
私も先輩の勧誘がきっかけです。

高校時代も少林寺拳法部に入っていたのですが、大学ではやるつもりはなかったんです。
ただ勧誘してくれた先輩がすごいラインをくださるので、それに負けて体験練習に行くことになって(笑)。

その後説明会にも参加して、練習環境や指導体制が整っていることが分かり、高校時代に結果を残せなかった私でも、「この環境であれば上達できるんじゃないか」と感じ入部を決めました。

ーー皆さんも成長意欲が高いのですね。練習以外の年間行事について教えてください。


他大学やOB・OG の方と一緒に合同練習を行ったり、春夏に合宿を行ったりしています。
また、ボランティア活動として『宗道臣デー』というものも行っています。

宗道臣デー』は「少林寺拳法の開祖である宗道臣が亡くなった5月に社会貢献の活動をしよう」という少林寺拳法の考えを元に生まれた活動です。

たとえば僕らの代だと交通安全の注意喚起であったりとか。もう少し前の代ですと、同志社大学の創立者のお墓まで歩き、ゴミ拾いをする活動も行いました。楽しいですよ。

ーー部活で1番心に残っている出来事を教えてください。


関西学生新人大会で9連覇を達成し、優勝カップをもらったときはすごく感動しました。

黒川
2回生の春と秋の関西の大会で最優秀賞を取ることができたことですね。

大学から少林寺拳法を始めて、最初は何もわからない状態でしたが、監督コーチや先輩がつきっきりで丁寧に指導してくださったので想像以上に成長することができました。

北田
受け身を取れるようになった瞬間です。
私はすごく運動音痴で、受身ができるまでに8ヶ月ほどかかったのですが、その間にたくさんの先輩や同期に練習を手伝ってもらっていて。それを思い出すと今でも嬉しくなります。

ーー部の魅力や大切にしていることはありますか?


初心者でも女子でも気軽にできること、さらに指導体制が整っているので結果を出しやすいことが団体の魅力です。
実際に、約30人の部員のうち初心者が約6割、女子も約3割ほど在籍しています。

また、指導体制としてはペア制度も充実しています。後輩と先輩がペアとなり、先輩が練習の進め方を教えたり、演武を見てアドバイスをしたりしています。これにより結果も出しやすくなっていますね。

大切にしていることは、練習面では『偏りなく学ぶ』、運営面では『挑戦する』ということです。

少林寺拳法の技法には、突き蹴りの『剛法』、投げや固めの『柔法』というものがあります。特に柔法は技の数も多く、習得にも時間がかかり簡単ではないのですが、それを「技の数が多いからやらない」「しんどいからやらない」ということにならないために、『偏りなく学ぶ』という考えを大切にしています。技の数が多い分、どうすれば効率よく学べるのかを考えながら修練しているので、そういった部分もおもしろいところだと思います。


運営面において大切にしている『挑戦すること』というのは、過去に行ったことだけをこなせば良いという考えにならないために設定しています。

運営に関しては、過去の先輩方が残してくれたノウハウや To do リストのようなものがあるので、それに基づいていれば問題なくこなせるとは思います。

しかし、成長するためにはそれだけでは不十分だと思っていて。その過去のノウハウ+自分たちの部を変えよう、改善しようと挑戦していくことで部と自分の成長に繋がると考えているので、『挑戦すること』は大事な考え方になっていますね。

ーー実績を残している秘訣が感じられますね。他の部との違いなどはありますか?


他の団体がどのような運営をされているかあまり分からないのですが、社会人の方と一緒に運営ができることは良いことだと感じています。

基本としては学生が主体的に運営をしながら、社会人の指導者の方にアドバイスをいただくという形をとっています。指導者は全員部の OB・OG の方で、毎週土曜日にほぼ必ず練習に来てくださるので、普通の学生なら経験できないこともできていると思います。

たとえば、自分たちがこの方法が良いと思っていても、「こういうときはどうするの?」といった具合に多面的なアドバイスをいただくことができ、自分たちの考えの浅さに気づくこともできます。社会に出るまでにこのような経験を積むことができるのは貴重だと感じますね。

コロナの影響にどのように立ち向かっているの?

ーーコロナウイルスに関連したツイート・発信を行っていましたが、その意図や狙いを教えてください。

黒川
自分が、Twitterが好きというのもあり、ドラマや映画などの公式アカウントを研究してどういったことを発信すれば注目を集めることができるのかを考えたんです。

その結果、ただ部活のことを発信するだけではなく、別口から新入生にアピールすることの重要性に気づき、そういった目的があって発信をしています。

ーーアカウントを研究した結果、どういったことが分かるのでしょうか?

黒川
良いアカウントは、文章の作り方1つとっても奥が深いなと感じています。

たとえば、ただがむしゃらにハッシュタグをつけて発信するのではなく、文章の中にハッシュタグを入れるというテクニックがありまして。Twitterは140文字しか使えないので、ハッシュタグを付けると文章が短くなってしまうというデメリットがあるのですが、そのデメリットを解消できていると感じますね。

そういったことを公式アカウントや企業のアカウントから学ぶことができました。

ーー そのような工夫はどう成果に繋がったのでしょうか?

黒川
一番人気のTwitterに載せた動画は2.9万回再生をいただいており、他にも1万回以上再生された動画も5個くらいあります。

同志社大学の新入生や少林寺拳法関連の方だけでなく、一般の方にも拡散していただくこともできました。フォロワーが1000人強なので、研究をした結果だと感じていますね。

また、今お話したことに加えて、SNS でしか勧誘ができない現状をマイナスに捉えずに部員全体で行うという形で頑張っています。勧誘をしている団体が少ないときに、あえて積極的に勧誘をすることで、スタートダッシュをつけることは意識しています。

ーーなぜこうした厳しい状況の中でモチベーションを保つことができたと思いますか?

黒川
今できることを考えてやり抜く」ということを念頭において指導者の方々からいただいたアドバイスとともに、部員が一丸となって立ち向かっていく雰囲気があるからだと思います。みんなで協力して頑張る意識がありますね。

世界一の部活を目指して

ーー今後成し遂げたいことやビジョンを聞かせてください。


同志社大学体育会少林寺拳法部は人間性と技術と運営、この3つが揃った世界一の部活を目指しています。特に僕たちの代は技術に注目をしていて、「技術力強化、特に運用法強化」という運営方針を立てています。

先ほど関西9連覇の実績があるとお話をさせていただきましたが、主に少林寺拳法には『演武』と『運用法』の2種目があり、例年演武では60%くらいの部員が入賞しています。

しかし運用法に関しては、10~20%の部員が入賞するという状況なので、運用法も強い部活にすることで世界一の部活に近づけると考えています。

ーーそのビジョンを達成するためにどのような部活にしていきたいと考えていますか?


すでになってきてはいますが、フラットな団体にしたいと思っています。

体育会と聞くと上下関係が厳しいとか、先輩が言うことは絶対みたいなイメージがあると思います。しかしそれだといいチームにはならないと思っていて。そうならないために、後輩たちが改善した方がいいと感じたことを提案することができる部内改善ミーティングを実施しており、後輩たちから小さいものから大きいものまで様々な提案をしてもらっています。


たとえば、作務(さむ)という少林寺拳法の修行があるのですが、その修行法をより効率的にする改善案などですね。

このようにフレッシュな意見を取り入れ、より良く強い団体にしていきたいですね。

ーーでは、皆さん個人の目標を教えてください。


僕はもう4回生なので部にいれる期間も残りわずかですが、最後までこの部や後輩にしっかり貢献できるように頑張っていきたいと思っています。

黒川
僕は3回生なので部活を引っ張っていく立場になるので、南さんのように信頼されて尊敬されるような先輩になりたいです。

北田
南さんをはじめとする先輩方の意思を受け継いで、この部をより発展させていきたいと思っています。
運用法を強化しているという話もありましたが、特に個人としては、運用法で入賞できるくらいの実力を身につけ、部員を引っ張っていけるような立場になりたいです。

ーー最後に、新入生へ一言お願いします!


自分は初心者で入部しましたが、こうして主将という立場を任せていただきました。成長したいと考えている人はたくさんいると思いますが、この部は自分が望んで行動すれば皆がそれを応援してくれる環境だと思います。ぜひ大学生活の4年間を捧げていただけたらと思います。

黒川
体育会というと厳しいイメージがあると思いますが、「練習練習!」という雰囲気ではないです。確かに合宿などはものすごくしんどいですが、それを乗り越えたときの達成感や同期との絆が深まる感覚は「めっちゃ青春!」という感じがします!


同志社大学体育会少林寺拳法部は、先輩・後輩・同期、仲が良く、練習後にご飯に行ったり、オフにみんなで旅行へ行ったり、オンオフのメリハリがきちんとできている部活なのでぜひ皆さん入ってください。後悔はさせません!

北田 
未経験者、ブランクがある人、高校でやってた人……。いろいろな境遇を持ってる人がいると思いますが、どんな人でも必ず成長できる環境がここにあります。
なのでぜひ入部してください。頑張っていきましょう!


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同志社大学体育会少林寺拳法部

1964年4月創部、1967年4月体育会昇格

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