未経験中途デザイナーが入社〜半年間を振り返る

こんにちは、デザイン部の西海(さいかい)です。先日入社して半年が経ちました。毎日が刺激的であっという間に時間が過ぎ去った、そんな印象です。

そこで、入社からこの半年間を振り返り、その中で感じたことなどを記事にしてみることにしました。ほとんど私自身の振り返りの内容となっていますが、少しだけ業務やデザイン部について触れています。これからメンバーになる方にも届いたら嬉しいという想いで書いた内容ですので、興味を持ってくださった方は読んで頂けると幸いです。

Webデザイナーに転職

私は現在クインテットでデザイナーとして業務をしていますが、前職は営業職です。業界・業務未経験で入社したことになります。そんな私がなぜWebデザイナーになろうと思ったのかについて簡単にお話しします。

理由はいくつかありますが、あるゲームのポータルサイトを見て感動したことが全ての始まりでした。一瞬で世界観に引き込まれ、こんな伝え方があるのか!と胸を踊らせた記憶があります。そこからWebの仕組みに興味をもつようになり、自分で作ってみたいと思いました。HTML/CSSを触っていくうちに自分が書いたコードが形になっていくことに面白さを感じ、もっと本格的に勉強したいと思いWebデザインスクールに通い、半年の受講期間を経て「自分がはこれが好き!仕事にしたい!」と思えたので思い切って転職することにしました。

クインテットと出会う

転職活動を始め早々に出会ったのが「クインテット」でした。最初はエージェントの方に紹介されたうちの1社でしたが、自社サービスの「Pando」を閲覧していくうちに自然と興味が湧いてきました。企業理念や事業内容はもちろんですが、社員のマインドやビジョンなどが掲載されていることに新鮮さを覚えました。クインテットに興味を持ったのは組織の顔が見えたそんな感覚を味わえたからだと思います。他社のコーポレートサイトとは異なる体験ができた、そう言えると思います。

選考過程のお試し入社も求職者と会社が相互理解を深めるといった意味では、私にとって非常に良い機会となりました。(お試し入社の詳細や弊社デザイン部の選考について詳しくは下記記事をご参照ください。)

https://pando.life/qwintet/article/44129

約2〜3週間の選考期間を経て、ご縁をいただき無事入社となりました。選考の期間はその時のお互いの状況にもよると思いますが、非常にスピーディーに進めていただけた印象を受けました。

「デザイン部」の一員に

入社して最初の2週間は研修を実施していただきました。この研修は、デザイン部部長の牛尾によるもので、部内ルールや開発環境などの技術系の研修に加えて、組織の考え方デザイン部の役割など、これからこの会社で業務をしていく上で重要になってくるマインドについて学ぶことができました。後者のマインド面については、入社当時こそ完全に理解で来てませんでしたが、時間の経過とともにじわじわと自分の中に入ってくる、そんな貴重な内容でした。

また、印象的だったのはコロナ禍の入社だったので他のメンバーはテレワークに移行していたことでした。お会いできることを今か今かと心待ちにしていた記憶があります。国の緊急事態宣言もあり、私自身も2週間の研修を経てテレワークに移行させていただきました。会社の対応の速さと柔軟さには非常に感謝しています。

テレワークで感じたこと

業務に不慣れな状態でテレワークに移行し最初はどうなることかと思いましたが、メンバーの支えもありなんとか業務に取り組むことができました。

約2ヶ月間テレワークを経験して感じたことは、テキストベースのコミュニケーションの難しさです。チャットにおけるコミュニケーションには、伝える能力と読み取る能力、それとスピードが重要であると感じました。質問をするにしても、疑問点はどこなのか、どんなことが起きていて、どんなことを試したのかなどをテキストベースで伝えなければなりません。経験が浅く視野の狭い私には難しく思えました。それでも手取り足取り教えてくださったデザイン部の先輩方には感謝しかありません。

弊社ではチャットでのやりとりも比較的多い環境だと思うので、テレワークに限らずテキストベースでの円滑なコミュニケーションは、私の今後のテーマにしていきたいと思っています。

プロの壁を実感

また、業務をしていると自身の実力が実務レベルに達していないことを痛感します。特にバナー制作では、全く形にならず苦しい時間が多くあります。やっとの想いで完成させても先輩方の制作物と見比べると「ゔぅっ!」ってなります。ほとんどがその繰り返しです、、、

弊社デザイン部ではメンバーの制作物を共有する仕組みがあります。完成品の閲覧だけではなく、制作データをみることができるのがこの仕組みの最大の利点だと思います。バナー制作であればPSDデータを覗き、使用しているフォントやあしらい、レイヤーの重ね方など先輩方の技術を学ぶことができてしまいます。
また、幸いなことに部内レビューの体制が整っており、自分では気づき得なかった点などを指摘していただけます。非常に有難いことだと思っています。さらにその内容は部内で共有されているので、他のメンバーがどのようなコメントをもらっているのかを見て勉強することができるという非常に効率の良い仕組みになっています。

このような環境を最大限活用しインプットとアウトプットの質を高めそれを繰り返す。成長するためにはこれに限ると思いました。今は苦しい時間が続いていますが、先輩方に近づくためにやり続けるしかないと思っています。「学問に王道なし」という言葉があるように、日々の地道な積み重ねが重要あることを実感しています。

想像を超える成果の提供を目指す

プロとして仕事をする以上、発注側やその先のクライアントからの要求を超える成果を出して初めてプロとして仕事をしたと言えると思います。 先方が想定される品質や速度通りに制作を実施することは最低限のボーダーです。
発注者が「デザイナーが制作するものは素晴らしい」と僅かでも感じていただけなければ、そのデザイナーの存在価値はゼロでしょう。

こちらはデザイン部が掲げるビジョンのひとつです。プロとして当然のことですが、今の私には非常に刺さる内容です。私もクインテットデザイン部の一員として「要求を超える成果」を常に意識し業務に取り組んで行きたいと思います。(デザイン部のビジョンやマインドはこちら)

頼りになる先輩方

デザイン部のメンバーは非常に頼りになる存在です。2020年11月時点で全員がオフィスにいるわけではありませんが、質問をすると丁寧に教えてくれます。部内のサポート体制も十分に整っていると感じました。

毎日誰かしらに助けていただいている状況なので、1日も早く独り立ちして、今の先輩方がそうであるように私もメンバーの手助けができるような存在になりたいと思っています。
(デザイン部メンバーについてはこちら

今後について

このキャリアのスタートラインに立ったばかりなので、昨日の自分を超えていけるように日々行動していけたらと思っています。あの時あのWebサイトを見て経験した感動を、今度は私の手で他の誰かへ。密かにそんなことを目指してこれからも「クインテット」で成長していけたらと考えています。

以上が入社〜半年間実務を経験して感じたことです。まだまだ書き足りないこともありますので、定期的に記事を更新していけたと考えています。拙い文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

Qwintet life
142件
Shun
2020.11.10

>業務をしていると自身の実力が実務レベルに達していないことを痛感します

以前記事にはしましたが、私も全く同じ経験をしました。
といいますか、入社から約3年半経った今でも結構壁にぶつかりますし、これからもきっと、幾度となく壁にぶち当たります。。

この壁はかなり辛い思いをしますが、同時に自身の成長過程で必ず発生するものでもあり、必要なものなんだと思います(こちらも記事にありますね)
記事には「成長痛」なんて偉そうに書きましたが、その成長痛をポジティブに受け止めていきたいですよね。

そして、
>あの時あのWebサイトを見て経験した感動を、今度は私の手で他の誰かへ
この気持ちを忘れずにいてほしいです。
どこかのタイミングで自分の気持ち(なぜデザイナーになりたかったか、どうなっていきたいか)が麻痺するときがくるので。

saikai
2020.11.11

コメントありがとうございます!
>これからもきっと、幾度となく壁にぶち当たります。。
何事も行きたくことはないですよね。自分で限界を決めないように向き合っていきます!

>どこかのタイミングで自分の気持ち(なぜデザイナーになりたかったか、どうなっていきたいか)が麻痺するときがくるので。
確かにこの数ヶ月の間、自信を失うたびに気持ちが沈む事がありました。自分の軸をしっかり持って行きたいと思います!

れな
2020.11.09

お疲れ様です。
>毎日誰かしらに助けていただいてる状態
私も、会社に出勤すると必ずこのことで感謝しかない状態です。
半年間、本当にあっという間でしたね。
良かったことや改善点等が色々とあったと思います。
経験して感じたことはどんどん記事にしていくと良いと聞いたことがあります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

saikai
2020.11.10

コメントありがとうございます。
仰る通り、良かったことや改善点等が多くありますので備忘録集のようなかたちで、Pandoを最大限に活用していきたいと思っています。
こちらこそよろしくお願い致します。

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