美大生に発表の場を


こんにちは。第5回の記事となりました。
SHAKE ART!前代表、デザイナーの加藤千恵子です。

京都精華大学デザイン学部 3年生、
慣れないオンライン授業に日々格闘しております。

さて今回は「もっともっと知りたい!SHAKE ART!の活動」編です。


1年生7名で、企画運営をしたアートイベント。


前回の記事では、京都の画材屋「画箋堂」とSHAKE ART!がタッグを組んだアートフェスティバル「BORDER!」についてご紹介しました。


今回は、SHAKE ART!の有志メンバーで 企画、運営、デザインを行った過去のイベント「Action!展」(2019年4月開催)をご紹介します。


企画段階で私含む有志メンバー7名は全員まだ1年生、イベント開催時で2年生になりたてでした。今この記事を書いていてじんわり懐かしい気持ちになっています。



企画展示「Action!展」


「Action!展」とは

2019年の4月に行われた、学生作家9名とSHAKE ART!が行う展示企画です。テーマは『Action!』。作者が作品に込めた過去のアクションを知り、鑑賞者の現在に何かしらのアクションをもたらし、二者の未来のアクションを応援する、という春にふさわしい展示です。

2019年の1月末。このイベントの企画は走り出しました。

きっかけは、京都で開催される大型アートイベント「artDive」で企画展示をしないかと、関係者の方から提案されたことです。SHAKE ART!は2009年にも、一度「artDive」で企画展示を行っており、そのご縁でお誘いいただきました。


私たちは、右も左も分からないまま、大きな熱意だけを持ってイベントを作り上げることになりました。

展示のコンセプトに始まり、企画書の作成、学生作家のキュレーション、メインビジュアルの決定、サイトのデザイン、フライヤー、ポスター、お誘いメールの作成、作家さんへの連絡、SNSでの広報、会場の装飾のデザイン…などなど


初めて一からイベントを作り、こんなにやることがあるのかと驚愕しました。


メンバーそれぞれで作家を探し、この人にぜひ出てもらいたい!という方にお誘いメールを送り、ついに9人の素晴らしい学生作家たちが顔を揃えました。




どうすればこの才能のある学生作家たちを、より多くの人に知ってもらえるのか。


何度もメンバーとそのことについて話し合いました。


アートに関心のないひとでも、目にとめてもらえるような会場作り。ポスターのデザイン。作家同士が交流できるような場所づくり。コメントノートの設置。作家のコラムのweb掲載。

大学で学んだことや、それぞれの能力を活かし、イベントを作り上げていきました。

1年生だからそこそこでも仕方ないよね、などとは誰も口にしませんでした。

学生という立場に甘んじず、最後まで駆け抜けました。



慣れないことだらけでしたが、展示は無事に終了。
2日間で700人近くの方に展示を見に来ていただけました。


もっとこうすればよかった、ああすればよかった、と思うところはたくさんあります。


しかし、

この展示がきっかけで別の展示につながった作家さんがいたり、
海外の方が出展作家さんの作品の購入を考えたりなど、

私たちSHAKE ART!の理念である
「もっとアートにきっかけを」が実現したイベントでした。


私たちはこれからもフリーマガジンのみに留まらず、美大・芸大生の発表の「きっかけ」の場を作り続けていきます。



つい熱がこもってしまいましたが
最後までお読みいただきありがとうございます。

次回の記事は、SHAKE ART!の次世代の幹部メンバーのご紹介です。
どうぞお楽しみに!




公式SNSについて

SHAKE ART!には団体全体のものとイベントBORDER!のもの、2つの公式アカウントがあります。ぜひ、覗いてみてください!

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加藤千恵子