【開催レポ③】「タグラグビー×数学・プログラミング」ワークショップ2日目

ワークショップ2日目

「タグラグビー」をもっと仲間と楽しむために役に立ち、さらにスポーツを戦略的に考えるヒントにつながる「プログラミング」の知識をプラスにした学びが加わります。
 
 
 1日目の「数学」で学んだことを生かし振り返りながら「プログラミング」にはじめて接する子ども達にも、とてもわかりやすくスポーツとのつながりを教えてくれるのは、田中先生。

(田中香津生先生・東京大学大学院総合文化研究科広域科化学専攻相関基礎科博士課程修了)
 

 田中先生は

「たくさん考えて、たくさん話し合い、たくさん失敗してみよう!」

と子ども達に伝えながら、まずはそれぞれのチームの作戦やアイデアにとことん耳を傾けてくれます。


 その次のステップとして

「プログラミングの知識を活用してみるとどうなるだろう?」

「対戦相手がコンピューター・AIになると新たにどんなワクワクや発見があるだろう?」

という問いを子ども達に投げかけてくれます。

  6つに分かれたチームがそれぞれパソコンの画面に映し出された盤面に向き合いながら

「もっとこうしたら?」「それすごい!」「どうやったの教えて!」「勝った!」

と対戦相手のAIと勝負していきます!

  子ども達は次第に、プログラミングで用いる言語や数字の設定をほんの少し変えていくことが、タグラグビーでいうところの対戦相手や異なるシチュエーションを試すことと同様であることを理解していきます。


チームメートで相談しながら数字や数値を自分達で入力してアレンジしては難易度を高くしていくチームも増えてきました!

 
 子ども達は話し合いコミュニケーションを取りながらどんどんアイデアを出していきます。
 「プログラミング」そのものが、スポーツとも密接につながっていて勝つための知識や戦略、分析や予測にも多く活用されていることが実感できました。
 

  2日目最後には「数学」と「プログラミング」それぞれの学びを生かして、五郎丸選手とともにそれぞれのチームに分かれてたくさんの試合を行いました。1日目よりももっと声をかけあい、戦略的にそして助け合いながらナイスプレーに大きな拍手が送られました。

  ワークショップを通じて
 コーチの先生方はルールや知識だけではなく


 【自分で考えてみること】
 【自分の考えを自分の言葉で伝えていくこと】
 【失敗をおそれずチャレンジすること】

 

の大切さを何度も伝えてくれました。
 
 
 「タグラグビー」「数学」「プログラミング」という、普段はあまりつながりが見いだせない分野が実は深くつながりあい、今回は頭とからだを楽しく動かしながら実体験として学ぶことができた2日間のワークショップでした。


・1日目の授業風景はこちら

【開催レポ②】「タグラグビー×数学・プログラミング」ワークショップ1日目

株式会社 STEAM Sports Laboratory


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