慶應義塾大学商学部岩尾俊兵研究会の活動内容についての説明動画と記事を作成いたしました。岩尾俊兵研究会の受講を検討中の塾生は一読してみてください。一言でいうと「とにかく勉強するゼミ」です。飲み会等のイベントはほとんどないと考えてください。新型コロナ感染症が落ち着いても、飲み会は基本的に行わず、代わりにランチミーティングを毎回実施します。一見、勉強ばかりで窮屈に思えるかもしれませんが、しかし、終わってみればきっと後悔しないゼミになるはずです。
参考書
大目標:ビジネスにおける「論理モデル作り(現実を単純化した論理で表現し、現象の発生理由を論理的に説明でき、そこから論理を展開していくことで未来予測をも可能にすること)」とその「シミュレーションによる検証」ができるようになること。これによって不確実性が増していく世の中を、論理の力で他者に先んじて正確に見通し、ビジネスに成果をもたらす基礎力を大学生のうちに身に着けること。また、座学を活用する場として事業創造ワークショップにも取り組むことで、理論と実践を行き来できる人材になること。
講義では、①広義のシミュレーション技法を身につける、②シミュレーションを用いた経営政策・施策立案論文をグループで執筆する、③確かな理論的知識に根差したビジネスモデルを考案し、それを実際の投資家の前でプレゼンテーションし、投資を引き出せるだけの説得力を得る体験型学習、といったことをおこなう。ただし、研究会メンバーの研究進捗によっては、③はおこなわない可能性もある。
ここで、シミュレーションによる検証とは「現実を模倣した実験によって論理モデルの正しさを検証すること」を指す。岩尾俊兵研究会では、基本的に、NetLogoというコンピュータ・シミュレーションに特化したプログラミング言語を学んでいくが、必ずしもNetLogoを用いたシミュレーションを行わなければならないわけではない。どうしてもプログラミングが苦手な学生は、紙とペンとコインを用いたシミュレーションでも、模擬店を作って実験するシミュレーションでも、Excelを使った数値シミュレーションでもよいので、何かしらのシミュレーションをおこなえばよい。そのため数学やプログラミングに苦手意識がある学生でも、シミュレーションは実施可能である。
・3年次の小目標:公共団体が主催する「論文コンテスト」にゼミ内で約3~5名のチームを3~4組結成し応募する(締切は10月中旬を予定)。さらに、同じ論文に改良を加えたものを三田祭でも発表し、『三田商学研究学生論文集』にも投稿する。
・4年次の小目標:3年次の経験を基にして、各自でシミュレーションを用いた卒業論文を執筆する。
毎回の講義の流れ:90分の講義のうち前半45分でNetLogoを使用したシミュレーションの技法を学ぶ輪読会をおこなう。残りの45分は各チームに分かれて研究ディスカッションを実施する。
・講義スケジュール
前期
第1回 輪読とディスカッション
第2回 輪読とディスカッション
第3回 輪読とディスカッション
第4回 輪読とディスカッション
第5回 輪読とディスカッション
第6回 輪読とディスカッション
第7回 輪読とディスカッション
第8回 輪読とディスカッション
第9回 輪読とディスカッション
第10回 輪読とディスカッション
第11回 輪読とディスカッション
第12回 輪読とディスカッション
第13回 輪読とディスカッション
第14回 輪読とディスカッション
後期
第1回 輪読とディスカッション
第2回 輪読とディスカッション
第3回 輪読とディスカッション
第4回 輪読とディスカッション
第5回 輪読とディスカッション
第6回 輪読とディスカッション
第7回 輪読とディスカッション
第8回 輪読とディスカッション
第9回 輪読とディスカッション
第10回 輪読とディスカッション
第11回 輪読とディスカッション
第12回 輪読とディスカッション
第13回 輪読とディスカッション
第14回 輪読とディスカッション
ここで、シミュレーションによる検証とは「現実を模倣した実験によって論理モデルの正しさを検証すること」を指す。岩尾俊兵研究会では、基本的に、NetLogoというコンピュータ・シミュレーションに特化したプログラミング言語を学んでいくが、必ずしもNetLogoを用いたシミュレーションを行わなければならないわけではない。どうしてもプログラミングが苦手な学生は、紙とペンとコインを用いたシミュレーションでも、模擬店を作って実験するシミュレーションでも、Excelを使った数値シミュレーションでもよいので、何かしらのシミュレーションをおこなえばよい。そのため数学やプログラミングに苦手意識がある学生でも、シミュレーションは実施可能である。
・3年次の小目標:公共団体が主催する「論文コンテスト」にゼミ内で約3~5名のチームを3~4組結成し応募する(締切は10月中旬を予定)。さらに、同じ論文に改良を加えたものを三田祭でも発表し、『三田商学研究学生論文集』にも投稿する。
・4年次の小目標:3年次の経験を基にして、各自でシミュレーションを用いた卒業論文を執筆する。
毎回の講義の流れ:90分の講義のうち前半45分でNetLogoを使用したシミュレーションの技法を学ぶ輪読会をおこなう。残りの45分は各チームに分かれて研究ディスカッションを実施する。
・講義スケジュール
前期
第1回 輪読とディスカッション
第2回 輪読とディスカッション
第3回 輪読とディスカッション
第4回 輪読とディスカッション
第5回 輪読とディスカッション
第6回 輪読とディスカッション
第7回 輪読とディスカッション
第8回 輪読とディスカッション
第9回 輪読とディスカッション
第10回 輪読とディスカッション
第11回 輪読とディスカッション
第12回 輪読とディスカッション
第13回 輪読とディスカッション
第14回 輪読とディスカッション
後期
第1回 輪読とディスカッション
第2回 輪読とディスカッション
第3回 輪読とディスカッション
第4回 輪読とディスカッション
第5回 輪読とディスカッション
第6回 輪読とディスカッション
第7回 輪読とディスカッション
第8回 輪読とディスカッション
第9回 輪読とディスカッション
第10回 輪読とディスカッション
第11回 輪読とディスカッション
第12回 輪読とディスカッション
第13回 輪読とディスカッション
第14回 輪読とディスカッション
教科書
特に指定しない。
参考書
NetLogoプログラミングに関する参考書:
・An Introduction to Agent-Based Modeling: Modeling Natural, Social, and Engineered Complex Systems with NetLogo (The MIT Press)※必読
・NetLogoユーザーマニュアル(日本語)※必読
・NetLogoによる行動デザイン (早稲田大学理工研叢書シリーズ)
Excelシミュレーションに関する参考書:
・はじめよう経済学のための情報処理:Excelによるデータ処理とシミュレーション
・新Excelコンピュータシミュレーション:数学モデルを作って楽しく学ぼう
・Excelでここまでできる!株式投資の分析&シミュレーション
紙とペンとコインをつかったシミュレーションに関する参考書:
・ミクロ動機とマクロ行動(勁草書房)
論文の書き方に関する参考書:
・ベッカー先生の論文教室
・リサーチ・マインド経営学研究法 (有斐閣アルマ)
・社会科学系のための「優秀論文」作成術:プロの学術論文から卒論まで
経営学の基礎知識を仕入れる参考書:
・経営学大図鑑
・世界標準の経営学
・ハーバード・ビジネス・レビュー『~の教科書』シリーズ
・岩尾俊兵『イノベーションを生む改善』(有斐閣)
・岩尾俊兵『日本“式”経営の逆襲』(日本経済新聞出版)
・日本経済新聞社『マネジメント・テキスト』シリーズ
・有斐閣『アルマ』シリーズ、『ストゥディア』シリーズ
経営学分野の日本語学術雑誌:
・『組織科学』※卒業論文のお手本として参考にすること。
・『赤門マネジメント・レビュー』※参考文献マニュアルを使用すること。
・An Introduction to Agent-Based Modeling: Modeling Natural, Social, and Engineered Complex Systems with NetLogo (The MIT Press)※必読
・NetLogoユーザーマニュアル(日本語)※必読
・NetLogoによる行動デザイン (早稲田大学理工研叢書シリーズ)
Excelシミュレーションに関する参考書:
・はじめよう経済学のための情報処理:Excelによるデータ処理とシミュレーション
・新Excelコンピュータシミュレーション:数学モデルを作って楽しく学ぼう
・Excelでここまでできる!株式投資の分析&シミュレーション
紙とペンとコインをつかったシミュレーションに関する参考書:
・ミクロ動機とマクロ行動(勁草書房)
論文の書き方に関する参考書:
・ベッカー先生の論文教室
・リサーチ・マインド経営学研究法 (有斐閣アルマ)
・社会科学系のための「優秀論文」作成術:プロの学術論文から卒論まで
経営学の基礎知識を仕入れる参考書:
・経営学大図鑑
・世界標準の経営学
・ハーバード・ビジネス・レビュー『~の教科書』シリーズ
・岩尾俊兵『イノベーションを生む改善』(有斐閣)
・岩尾俊兵『日本“式”経営の逆襲』(日本経済新聞出版)
・日本経済新聞社『マネジメント・テキスト』シリーズ
・有斐閣『アルマ』シリーズ、『ストゥディア』シリーズ
経営学分野の日本語学術雑誌:
・『組織科学』※卒業論文のお手本として参考にすること。
・『赤門マネジメント・レビュー』※参考文献マニュアルを使用すること。
ゼミの時間に実際にプログラミングをおこなうので、ゼミ生は全員ノートパソコンを持参する必要がある。研究ディスカッションでは、ディスカッションの進捗や内容に合わせて参考文献を提示するので、次の講義までに分担して参考文献を読んでこないといけない。ディスカッションの中で、参考文献を読んできた者は、参考文献の内容を口頭で他のメンバーに説明する。ディスカッションの質は「どれだけ参考文献を読んできたか」に依存するので、たくさん本や論文を読んできているメンバーへのリスペクトを忘れないこと。