国連を知ろう! 〜関連組織編①〜

皆さん始めまして!りょんです。前回に続き、今回も「国連を知ろう!」やっていきたいと思います!
今回私が伝えたいのは、
「国連の関連組織」についてです。国連には様々な関連組織があり、それぞれが特別な目標のために活動しています。皆さんが知っているものも多いと思うので、ぜひ楽しみながら読んでみてください!

国連を知ろう! 〜下部組織編〜

りょん
Let's MUN!

1. UNICEF

まず紹介するのはUNICEFです!
UNICEFは正式名称を「国連児童基金(United Nations Children's Fund)」と言います。賢い皆さんの中には「あれ?英語の頭文字UNICEFになってなくない?」と思う方もいるかもしれません。実は、昔UNICEFの名前は国連国際自動緊急基金(United Nations International Children's Emergency Fund)だったので、それを引き継いで今でもUNICEFと呼ばれているのです。
UNICEFはその名の通り各国の子どもに対して支援を行う機関で、基本的には発展途上国の子どもたちに支援を行っています。貧困下の子どもたちに食料や水の配給を行ったり、貧困の連鎖が起きないように子どもやその母親たちに啓発活動を行ったり、水源確保のために井戸を掘ったり、感染症予防のためにワクチンを提供したり...子どもたちを支援するために様々な活動を行っているのがUNICEFです。
UNICEFの本部はアメリカ・ニューヨークにありますが、UNICEFは世界各地に支部を持っています。日本でも日本ユニセフ協会の名前で活動を行っています。皆さんの学校にもUNICEF募金のお知らせが来たことがあるかもしれません。あれは日本ユニセフ協会が募金で集めたお金を一度ニューヨークに送り、その後発展途上国の子どもたちを支援するための予算になっています。

ここで模擬国連クイズ!実は日本もユニセフの支援を受けていた時期がある○か×か、どちらでしょう?

〜シンキングタイム〜

正解は!実は日本にもユニセフの援助を受けていた時があるんです!それは1949年から1964年にかけて。第二次世界大戦後の日本では物資が慢性的に不足していました。そこで、給食のための脱脂粉乳の提供や医薬品・脱脂綿の配給などをユニセフが担当していたのです。皆さんは模擬国連クイズ、正解できましたか?

2. UNESCO

次に紹介するのはUNESCOです!こちらも皆さん聞いたことがあると思います。
UNESCOは正式名称を「国連教育科学文化機関(United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization)」と言います。教育機会の提供や文化財の保護などを行う団体です。世界遺産を選んでいる機関としても有名ですね。
UNESCOはその活動内容よりも「ユネスコ憲章」の方が有名かもしれません。『戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和の砦を築かなければならない』と言う言葉は皆さんも聞いたことがあると思います。「教育と文化の進行を通じて、二度と戦争を起こさないようにする」というUNESCO設立時の意思が感じられますよね。


ということで今回はUNESCOとUNICEFについて説明しました!それでは次回の更新まで、バイバイ!