模擬国連って面白い! 〜交渉編〜

みなさんこんにちは!Let's MUN!のまいこです!
前回に引き続き、模擬国連の面白さについて伝えていきたいと思います!第三回となる今回は交渉の面白さについて説明していこうと思います!

模擬国連って面白い! 〜文書編〜

まいこ
Let's MUN!

交渉の大切さ

実は、「模擬国連の面白さ」を連載していて一番書きたかったのがこの記事なんです。それくらい模擬国連における交渉のウェイトは重いんです!
基本的に模擬国連で交渉が行われるのはアンモデです。アンモデというのは大使たちが席を立って自由に議論する時間なのですが、ここでは様々な大使と様々な議論が繰り広げられます。ここでは主に協力的交渉敵対的交渉に分けて説明していきましょう。

協力的交渉

まずは協力的交渉から。
協力的交渉というのは、要は立場が似ている大使との交渉です。模擬国連には様々な立場や意見を持った大使たちが参加していますが、なんだかんだ言って立場が似ている大使がいくつか存在しています。アンモデでは、そのように立場の似た大使とまとまりグループを作って議論をします。このような、主張の似た大使との交渉を協力的交渉と言います。
基本的に、協力的交渉ではそこまで大きな議論は生まれません。なぜなら、元から立場が似ているからです。しかしながら、立場が似ているとは言え微妙に主張が違ったり、重視している政策が違ったりするのである程度の交渉が必要になってきます。そこで大事なのがトップラインとボトムラインという概念です。
トップラインというのは自国の究極の理想形のことで、逆にボトムラインは最低限の要求のことを指します。交渉の際はできる限りトップラインに近づけつつ、相手の主張とうまく折り合いをつけ、ボトムラインを割らないように気をつけることが大事になってきます。ここの駆け引きが非常に面白いです!

敵対的交渉

次に紹介するのが敵対的交渉です!
協力的交渉とは違い、敵対的交渉では立場が全く異なる国と議論することになります。そのため、トップラインとボトムラインを持ち出してもうまく交渉できない場合がほとんどです。
そんな時どう交渉するかというと、まずは自らの条文の一部でもいいから認められるか確認すること。相手の立場からしたらどの条文なら認められるか見極め、うまく譲歩するのが大事です。


ということで今回は交渉の面白さをお伝えしました!また次回よろしくお願いします!