第12章 「育てる経営の管理へ」

導入

企業が成功するためには、企業の中心的な価値、企業文化を体現している人を昇進させなければならないが、日本企業では、上司の指示を部下がやり過ごすことで、仕事の過大負荷や上司の低信頼性による組織的破綻を回避しているケースが多い。そのため、長期雇用を前提に、将来の管理者や経営者を育てるためのトレーニング・コストあるいは選別コストとして、やり過ごしが容認されるケースもある。それを可能にしているのは、短期的な不利益を顧みず、人的資源を含めたあらゆる経営資源を長期的に育てていこうとする「育てる経営」と呼ばれる未来の重さである。


ディスカッション

  1. 育てるとは
  2. いい会社とはどんな会社か


私は上記の質問をゼミ生に提示した。2グループに分かれて、話し合いを行った。その結果、下記の画像のような結論が出た。 最終章ということもあり、序章に比べて話し合いが活発になったように見受けられた。経営管理を勉強して、それぞれが自分の意見を言い合えるいい関係を築くことができたのではないだろうか。



感想

私たちは普段から「育てる」という言葉を使用しているが、コストがだいぶかかっていることを知った。また、人材育成のために使っているコストは、仕事を辞めてしまったら溝にお金を捨てているのと同じことであると思う。これから転職の時代へと加速していく。今後の日本が楽しみである。

岩尾俊兵
2019.12.11

お疲れ様でした。
頑張って記事を書いていると思うのですが、写真が貼れていないので結論が見えていませんよ!写真を貼り直すともっといいと思います。

佐藤 ことり
2019.12.11

編集しました。ご指摘ありがとうございます。

岩尾俊兵
2019.12.11

素晴らしいスピード!

岩尾俊兵
2019.12.12

写真が入ると議論の様子がかなり伝わるものに変わりましたね。
この本でいう育てる経営というのは、やりがいのある仕事が出来る、生き生きした経営と読み替えることもできます。お金のために何かを我慢するような、時間を売るような働き方ではなく、自己実現していたらお金も付いてくるような働き方というのがこないだの議論の1つの結論でしたね。

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