【活躍社員インタビュー】デザイン部 はゆさんが大切にしていることとは⁉

第3回目の社員活躍インタビューは、今年で中途入社4年目となるデザイン部のはゆさんにスポットを当てていきます。
はゆさんの仕事に対する想いやこれまでのストーリーを聞かせていただきました。是非ご覧いただければと思います。


完全未経験からのデザイナー職との出会い

ーー前職ではファッション系の接客業を行っていたとお聞きしました。WEBデザイナーに興味を持ったきっかけを教えてください

接客業も充実して楽しくお仕事をしていたのですが、周囲の友人がどんどんステップアップや責任のある立場に就いていく話を聞くようになったんですね。
自分自身を振り返った時、特別なスキルもないしこのままでいいのかな....と今後のキャリアに不安を感じたのがきっかけです。

当初は事務職で転職しようと思ったのですが、ご縁があった前の職場でWEBデザイナーにならないかとお声がけをいただいたんです。
ファッション関係の接客業経験で日頃から色々なデザインに触れることが多かったのと、ものづくりも割と好きだったので、デザイナーへの転身を決めました。

ーー完全未経験からWEBデザイナーになったのですね!
前職の経験が現在の仕事で活かされていることはありますか?


お客様が求めていることを引き出す力です。
接客業では、お客様が買い物をして心から満足していただくために、お客様が潜在的に必要としている商品を引き出す力が必要でした。

デザイナーの仕事も、ユーザーが何を求めているのかを把握する力が必要だと思います。それが活かされているなと感じますね!
相手の要望やニーズに対する答えを引き出してあげる点では、どちらの仕事も根本的に同じかなと。

また、デザイナーの仕事は技術力だけではなく、コミュニケーション能力も大事です。
コミュニケーションがうまく取れないと、クライアントが求めているものと乖離が生まれてしまいます。情報を正確に伝達するために、意思疎通する力も今の仕事で活かされていると思います。

実は昔から韓国が大好き!?

ーー大学時代に韓国語を学んでいたとのことですが、興味を持ったきっかけを教えてください

きっかけは、高校生の時に家族で韓国に旅行に行ったときに韓国のデザイン文化に衝撃を受けたことです。
それまでは正直焼肉とキムチのイメージしかなかったんですけどね(笑)
コンビニで売っている食品のパッケージ一つとっても海外商品のような洗練されたデザインで売っていて、おしゃれな国だなと。
そこから韓国に興味を持つようになって、高校の選択授業に韓国文化を選びました。
授業の中でGoogle翻訳を使いながら韓国の女子高生と文通をする機会があったんですが、こちらはきっとカタコトな手紙で送ってしまっていたと思います。

でも、韓国の友人は自分の力で日本語で手紙を書いてきてくれたんです。同じ年なのにすごいなと刺激を受けて、その時に本格的に韓国語を学んでいこうと決意しました。今では韓国ドラマは字幕がなくても見れるようになったり、簡単なビジネス会話なら話せるようになりました。

アルバイトに捧げた高校時代

ーーこれまでに韓国以外で熱量を持てたものはありますか?

高校時代、アルバイトに熱量を注いでいました。
「労働して対価を得る」というのが好きだったんですよね。身内からではなく社会からお金をいただくことがとても快感でした。商品を渡してお客様に喜んでいただけて、それなのにお金ももらえるなんて、なんてラッキーだと感じ、高校3年間はアルバイトに打ち込んでいましたね。

ーー高校生でアルバイトをそんなふうに考えているのも、すごいなと感じます。

裕福な家庭の生徒が多い学校だったのもあり、周りの友人でアルバイトをする人はあまりおらず、少し温度差があったかもしれません(笑)
でも自分がやりたいと思ったことは何を言われてもやる性格なので、全然気にしていなかったです。

期末テスト前でもアルバイトしていたので。結果はボロボロでしたが…(笑)
今となっては将来の選択肢を広げるためにもう少し勉強しておけばよかったなと思っています…。(笑)

初めてのメインデザイナーを乗り越えられた理由

ーークインテットに入社してから1番印象に残っていることを教えてください

クリニックさんの新規店舗のサイトデザインを行ったことです。
関東や地方に店舗があるクリニックさんが関西に出店することになったのですが、客層や他店舗のサイトのデザインイメージが私が得意としているデザインということで、メインデザイナーを任せていただきました。

ただ、大きな案件を任せていただくのは初めてだったということと、当時の自分の実力不足ということもあり、自分一人でデザイン作業を乗り越えられたとは思っていないですね....。
周囲のメンバーに助けていただきながら自分なりに試行錯誤していき無事乗り越えられました。
クインテットのデザイン部に入社したからこそここまで来れたと思っています。

自分から視野を広げる

ーークインテットのデザイン部の良さを教えてください

社員同士が対等に話ができ、意見も通りやすいことです。
前職の会社では、企画営業の方が求めているものを作り、制作側としての意見があってもなかなかそれを実現することが難しかったように感じます。


クインテットは、制作依頼の中で一番求められている点は何かを考え、「こういう風に表現をするともっと良さそうだ」ということを提案をすると「それいいですね!」と意見が通りやすい環境だと思います。自分自身もプラスで何か提案をしていこうという気持ちが芽生えますよね。クインテットのデザイナーは自分から着眼点を増やしていくので、みんな視野が広いなと思います。
言われたことに対し押し付ける感じではなく、皆がお互いを敬う姿勢があるのがクインテット全体の良い点です。

ーーデザイン部の雰囲気ってどんな感じですか?

物静かで他人想いの方が多いです。分からないことがあったらグループチャットで質問を投げるのですが、必ずと言って良いほど120%くらいの熱量で色々な答えを返してくれるんですよね。

「皆で解決しよう」という助け合いの精神が自然と身についているメンバーが集まっているということに日々感動しています。
最初は正直、皆さん他人に興味なさそう、干渉しなさそうと思っていましたが、物静かだけど情熱的なデザイン部の仲間がいるので仕事をやっていけているなと感じます。

より良く生きるデザイン

ーーはゆさんにとってデザインって何でしょうか

日常生活の中で、人がより良く生きるための手段の一つだと思ってます。
例えばボタン1つにしても、そのボタンが何なのか分からないと押せないですよね。
デザインを加えることで「これはこういうボタンです」と一目で分かるように構成すれば、何のボタンか分からなかったものがクリアにできますよね。そのボタンの意味を伝えるためにデザインがある。だからこそ日常生活に欠かせないものですし、人がより良い生活を送るためにデザイナーがデザインすることが必要なんだろうなと感じてます。

学生の方へ伝えたいこと

ーー学生時代に身に付けておいた方がいい力を教えてください。

様々な経験をしていろんな人と関わってみて欲しいです。
同じ学校、クラスの人と仲良くするのはもちろんですが、社会に出ると想像以上に今まで出会ったことのない人と関わらなければならない場面が増えると思うので(笑)

以前Pando事業部の
石田さんの記事に、会社で役職を持っている人でも一歩外に出れば普通の人間だという文がありました。学生時代は外国の友人や文化にも多く触れていましたが、私も一歩学校の外に出るとちっぽけな自分を思い知らされました。色々な経験からたくさんの人と出会うことで良い刺激を受けて自分の可能性が広がるのはもちろん、
社会人になった時に”自分のテリトリーにいなかった人”と出くわしてうまく付き合っていくスキルを自然と身につけておくのも世渡りのコツだと思ってます!(笑)

「やりたいこと」と「使命」の違い

株式会社クインテット


ーー学生時代にあれば良かったと思う力はありますか?

自分自身で決断をする力です。自分で選択することで、他者に責任を押し付けて自分の人生を後悔しないようになりました。

正直言うと、中学受験も親が進めてきた学校に言われるがまま受けて入学したんですが、自分がここに行く!と決めたわけではなかったせいか、あまり学校を好きになれないまま卒業したんですよね。
でも大学は自分で韓国語を勉強すると選択して入学したことで、価値観の合う友人にたくさん出会うことができたりと、今までの人生で一番楽しい時間を過ごすことができました。

もし大学も親の薦めで進学をしていたらきっと後悔をしていたと思います。自分で選んだからこそ、自分の選択に自信と責任が持てるようになりました。
もっと早くから様々なことを選択して決断をする力を身に付けておけばよかったと思っています。

はゆさんの目指す世界

ーー今後の意気込みを教えてください。

この上半期の中で自分の実力向上のため、勉強や資格取得に取り組んだ姿を見ていただき、自社案件の新規のプロジェクトでメインデザイナーに選んでいただきました。
まだ進行中ですがビジョンに掲げている”期待以上のサービスを提供”できるよう取り組んでいきたいと思っています。

”期待以上のサービスを提供”の考えの元としては過去のデザイン部部長の牛尾さんの
記事にもあるように、例えばクライアントのクリニックさんからこういうイメージでデザインをお任せしたいと依頼された時に、あえてこういう新しいイメージのデザインでもいいのではないか?というデザイナーならではの新たな提案をすることでクライアントさんの考え付かなかった新しいブランディングができる力を身に付けていきたいです。

【インタビュー】デザイン部の仕事と求職者への思い

株式会社クインテット


また、最後は人との関わり方になりますが、クインテットメンバーの一人一人の個性を潰さず、お互いの能力が発揮できるようにいちデザイナーとして下から支える役割ができたらなと思ってます。




今回、はゆさんとお話をする中で、
相手が求めていることに対してコミットをする力の重要性を改めて感じました。
相手が求めていることは何かをヒアリング、自分の意見を伝えるなどコミュニケーションができなければ提案することもできない。
この力を今後の仕事で付けられるように精進していきます。

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